2018年9月26日水曜日

J2ライセンス

明日、J2ライセンスの判定結果が出るようです。 

八橋陸上競技場は現在改修中。
そして、新スタジアム整備構想策定委員会主導の下、調査委託業務がパシコンに決定し、どんどん形になっていく新スタジアム構想。。。
こういう状況の中、満を持して向かえる運命の日だ。

ここまで、J2ライセンス制度に振り回されてきた。

2010年にTDKSCからブラウブリッツ秋田になったときから、将来のJ2入りを見据えていた。
当時はJ3がなく、JFL所属のチームでJリーグ準加盟クラブが上位4位以内であればJ2に昇格できるという制度だった。
2010年に仁賀保で行われたホーム最終戦では、引退する選手から「来年は準加盟クラブとして戦う」という言葉が出るなど、期待感があったが、翌年も翌々年も準加盟申請を断念。
というのも、秋田にJ2が開催できる規格のスタジアムがなかった。

何もしてなかったわけではなかった。
2010年には具体的に改修を求める署名活動を行い3万人ほどの署名が集まり、県や市に提出した。
2012年には、一応、県で将来どこのスタジアムを改修するのが適切かどうかという調査委託も実施された。
それでも、特に具体的に建設するとか改修するとかいう状況にはならなかった。

実際、2010年~2015年シーズンまでは「弱小チーム」ということを甘んじて受けるぐらいの成績だったし、予算もなくて毎年、「来年このチームあるのかな?」という状況。
状況を変えるには、成績と観客数を上げるしかない・・・!

潮目が変わったのが、間瀬監督(間瀬ブラウ第1期)を迎えて2年目、2016年にシーズン序盤で首位を数節に渡って守ったとき。
県議会でもさかんに取り上げられ、なんとかしないといけないという雰囲気が行政の間に出てきた。
そして、2017年にJ3リーグ優勝を果たし、新スタジアム建設と八橋陸上競技場の改修が一気に具体化した。

胆を嘗めまくってきたこのブラウブリッツというチーム。
さて、明日の結果はいかに。

(まあ、ライセンスがあっても、2位以上にならないと昇格できないけどね!今週の鹿児島戦、必勝!)

2018年9月24日月曜日

ホームで勝ち点4落とす

秋田 2-2 鳥取
秋田 1-1 G大阪U23

J2昇格争いが熾烈になっている。
ホームの鳥取戦は仕事の都合で欠席。
福たすプロジェクトの試合は毎年負けないジンクスがあったが、この鳥取戦でもこのジンクスは守った。
だが、勝てなかった。

G大阪戦は試合前に首位週休vs2位鹿児島の一戦があり、琉球が大勝している。
また、群馬も盛岡に負けており、秋田はここで勝てばぐっと有利になるという状況だった。
ただ、上位がこけると、もつれるように上位争いしているチームもこけがち・・・
しかも相手は前節琉球に勝って勢いのあるG大阪U23である。

この日は3連休の中日で、暑いぐらいの見事な秋晴れ。
小学年代の大会の開会式があり、小学生やその保護者たちが多かった。
ホーム開幕戦の福島戦以来の八橋陸上競技場開催だ。
J2規格のスタジアムにするべく、現在着工中である。
ちなみに、J2ライセンスの合否が次の金曜日ぐらいに発表されるはず。
次の鹿児島戦は正式にJ2ライセンスの認可が下りていることを願います。

 改修中ということもあり、バス迎え応援はスタジアム正面で行われた。
スタグルがたくさん来ていたり、BBサイダーが無料配布されたりと、事前に知らされてないことがたくさんあってビックリ。

スタメンの変更は山田樹が怪我(?)で青島がスタメンに入った。
平石はベンチからスタート。
久富と中村は相変わらず切り札として途中から流れを変える役目に。

さて、やはりG大阪U23強いね!
テクニックの高さはJ1に出ても問題ないくらいのものを持ってるし、実際にJ1に出たことのある選手もいる。
ボールを持たれたらなかなか奪えない展開が続き、シュートまで持っていかれるシーンが多い。
それでもなんとかゴールを割らせない守備があった後に、徐々に秋田がボールを持てるようになる。
前半の終了間際には古田のセンタリングから外山が押し込むがこれはハンドの判定。
腹で押し込んでいるが、腕が動いておりジャッジ的にはなかなか見抜くのは難しいかも。
J3のジャッジは下手なので、もっとわかりやすく得点するぐらいの配慮が必要。

で、後半は秋田の押せ押せペース。
しかし、そういう展開でカウンター(といっても、そこまで鋭くないカウンター)であっさりと失点。
すぐさま久富のゴールで同点にしてからは、もう一方的な秋田ペース



平石や中村が決定的なシュートを打つが決まらず・・・
終了間際の久富のシュートはオフサイドの判定。。。
はい、そのまま1-1で終了。
後半バテバテのG大阪U23にとどめをさせなかった。
(ゴール取り消しと決定的チャンスのミス多すぎない?)
チャンスを作ることに集中しすぎて、ゴールという目標が見えてなかった印象。
2位ラインの勝ち点43まで勝ち点1縮めたが、ここで勝てたら一気に差を縮められるチャンスを逃してしまった。

正直言えば、試合は面白かった。
ハラハラドキドキする展開で、シュートシーンも多く、見所が多い試合だった。
試合自体のレベルも高く、それほどネガティヴになる必要もないかもしれないが、ガッカリ感は大きい。
決して内容は悪くない・・・というか、良い方ではあるんだけど。

鳥取戦と合わせて、貴重なホーム戦で勝ち点4を落としてしまった。
でも次はアウェイで鹿児島戦があります。
この試合で負けるようであれば本当に昇格は遠のきます、ジエンドに近いです。
逆に、勝てばグッとチャンスは増えます。
これまでの監督と選手の取り組みがこの大一番で結果が出ることを願って。
さあ、やってやろう。
諦めません、昇格するまでは。



2018年9月9日日曜日

劇的な幕切れ

相模原 0-1 秋田

もうひとつも負けられないというトーナメント戦のような状況の中、前節ではわれ等ブラウブリッツは盛岡ダービーで逆転勝ち!
苦しい状況を跳ね返す力と精神力がついて来たのを実感できるようになってきた。
間瀬さんがきてくれた事で、秋田の強みだった「我慢」に「攻撃力」が出るようになってきて、徐々に勝ちのスピリットが染み付いてきた。

さて、ホーム連戦からのアウェイ戦、相模原戦がやってきました。
なんと言ってもこの相模原アウェイは2013年にJFLに相模原が昇格して以来(それに加えて、町田が2010年に麻溝開催したのも含む)、一度も勝ったことがないスタジアムでもある。
ただ、逆に相模原は秋田開催では勝った事がないないという「決まりごと」があった。
しかし、なんと、7月の秋田での秋田-相模原戦は、相模原がアウェイの地・秋田で逆転勝ちしてしまった。
「決まりごと」が崩れたことで、これはもう我々ブラウも敵地で絶対に勝たなければいけない。

さて当日、12時頃にはスタジアムに到着。
全国的には日本列島は大雨だったが、関東地方はネットリ南風が吹く気候だった。
開場入りしたときは強風がピッチに吹いていたが、徐々に収まっていった。
キックオフは17時。
なぜ早めに到着したかというと、この日はJリーグレジェンド達と地元高校生が対戦するドリームマッチが14時から開催されるため、開場自体も12時となった。
開場入りしてから横断幕を設置し、ドリームマッチまでスタグルなどを食べつつ、時間をつぶした。
相模原はスパイシー系の屋台が多く、この日はタコスをいただいた。
とっても美味しかった。

屋台を回っていると、相模原のJ2昇格条件などを周知するコーナーがあった。
相模原は今シーズンから照明を設置改修したが、座席数などが足りないらしく、今年優勝してもJ2に昇格できないらしい。
なかなか良いスタジアムなので、早く条件が整って欲しいものだ。


ドリームマッチが開催されると、仲間たちとメインスタンドで観戦。
途中でバス迎え応援の準備があったため、どっちが勝ったのか見てません(笑)
相変わらず、Jリーグレジェンドチームがガチ過ぎて面白くなかったです(笑)


今週起きた台風と地震被害への応援弾幕も登場。


この日のスタメンはこちら
江口が秋田に来てからリーグ戦初スタメンですね!

さて、試合はというと、前節相模原が鳥取に0-7と歴史的大敗したことでかなり難しい試合になりそうだった。
大敗した後は危機意識が高くなって、難しくなるというのが定説。
前半の序盤は相模原のペースで進むが、徐々にサイド攻撃から秋田の攻撃のチャンスが増える。
相模原も結構危険なプレーを仕掛けてくるが、この日の主審はことごとくファウルを取らない。
藤田が一度ゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でノーゴール(ハイライトでは3番の選手が残っているように見えたが・・・)
この時点で日没が近かったが照明の点灯はなく、ゴール裏からはプレーがかなり見え難い状況。
藤田のオフサイドも本当に見えてたの?こんなに暗いのに?
この状況で秋田ゴール裏からは「照明付けろ」コール。


それがあってか、遂にギオンスタに照明が灯る。秋田サポからは喜びの声が(笑)
(実際には、相模原のスタッフが照明の付け方か付けるタイミングがわかってなかったためだと思われる。)
その後も秋田ペースで進むが、恭平のシュートはわずかにゴールラインを割らなかったり、藤田の胸トラップからのシュートも微妙なハンドの判定でノーゴール(胸と肩の間でトラップしてるように見えるが)・・・
主審の判定も、ハーフタイムで何かがあったのか、前半とは打って変わって細かくファウルを取る。
秋田にとっては運がない・・・相模原にとっては2~3点分救われるラッキーな展開に。
いわゆる、ヘタクソジャッジに振り回される展開。
交代で古田、久富、中村を投入するもなかなかゴールを割れず、時折繰り出す相模原の攻撃に耐えつつ我慢の展開に。
そんななか、90+4分に久富の劇的ゴール!
ゴール裏狂喜乱舞!
抱きつく者、うずくまる者、泣き崩れる者 、様々(笑)
相模原のラストプレーを凌いで、勝利。
相模原アウェイで勝ったどーーーーーー!長かったどーーーー。

いやいや、勝ってよかった。
かなり苦しんだけど、全体を通して秋田が勝つべき試合だったけど、相模原の最後の粘りも執念に似たものがあり、かなり難しい試合だった。
そして劇的な決勝ゴール。
ほんと疲れた。


これで5位浮上!
ただ、もう順位とか関係ない。
勝って勝って勝ちまくらないとJ2には行けない。
ただ、盛岡の逆転勝ちと相模原の劇的勝利で、選手もサポもまだまだ闘えるってところを見せれたと思う。
応援も、土曜日の夜・関東開催でこれほどたくさんの秋田サポが来場するとは驚きだった。
今後も楽しく、熱く、情熱的に応援していきましょう。

さて、次は9/15(土)ホームで鳥取戦です。
中央大学小林ゼミの福+(ふくたす)プロジェクト当日です!
勝って秋田に喜びを!

2018年9月3日月曜日

盛岡に逆転勝ち

秋田 2-1 盛岡

ここ最近、スッキリしない天気が続いていたけど、この日は異常に日差しが強烈で暑い暑い。
前日に高橋優のフェスに行っていたサポも多かったよう。

この日は、県が比内地鶏のブランド化を進めている「比内地鶏弾力」プレゼンツマッチであった。
会場には比内地鶏の焼き鳥が売っていた。
1本250円!高い!でも買っちゃった。
めっちゃ旨かった~。
さすが日本最高級地鶏、恐るべし・・・
盛岡からも福田パンが参戦・・・
プラケースにパン12種類くらい詰め込んで秋田に来たみたいだが、試合が終わる頃にはほぼ完売したらしい・・・
(しかも、盛岡で買うと120円くらいで買えるのに1個200円)
秋田サポ恐るべし・・・

キヅールも来てたけど、会えなかったなぁ~(泣)


さあ、試合はというと、言わずと知れた北東北ダービーです。
前回のアウェイ盛岡では、終了間際に千田のヘディングシュートがバーに当たって跳ね返ったところが絶好のカウンターになり、劇的逆転負け。
盛岡に奇跡が起こった試合だけど、悔しさは忘れない。
その辺りの千田の悔しい記憶はJ's goalに特集されてます。
https://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00087026/

試合前には、サポ有志作のキャプテンの復帰を願う儀式が催されました。


前節、藤枝に4-0と気持ちよく勝ったものの、勝ち方が派手だっただけに盛岡さんにきちんと対策されてました。
前からのプレスでビルドアップ時のパスを引っ掛けてカウンターを狙うという戦術を徹底。
盛岡は若いチームだけに、迫力あるプレスに冷やりとするシーンが何度かあった。
そうしているうちに、盛岡・小谷のシュートがうちの選手に少し当たってドライブみたいな軌道を描いてゴールに吸い込まれた。
アンラッキーな失点。
前半は0-1で折り返す。

後半早々に、藤山からのクロスから外山が人間離れした跳躍力でゴールに押し込んで同点。
後半に入ると、前半元気だった盛岡のプレスが効かなくなってくる。
82分には代わって入った3人が結果を出す。
中村のサイドチェンジ→久富の折り返し→青島がゴールに押し込んで逆転!
逆転するのは間瀬監督が秋田にまだいた頃、2016年の相模原戦以来のこと。
逆転するって疲れるね。
逆転ゴールに沸き返るAスタ!試合はそのまま終了!秋田オレオレ!


外山のゴールもベストゴール3位に入賞しました。


さてさて、これでチームもサポーターも、先制されても逆転できるんだと自信がついたね。
交代選手が結果を出す(得点する)ってのも、ほんと久しぶりな感じ。
先制されたら逆転までいけないという試合がずっと続いていたもんだから、この流れを止めることができた。
試合に勝ったので、肉食べて帰りました。

次は鬼門のアウェイ相模原戦です。
まだまだ諦めませんよ~。
応援宜しくお願いします。