2013年10月27日日曜日

残酷な「最後」vs武蔵野戦

こんばんは。

残酷な結末から一夜明け、少しだけ傷が癒えた所ですが、まだすっきりしません。


26(土)日は心配された台風の影響の降雨は何とか免れた。

曇天の仁賀保


J3になれば、隔離性の低い仁賀保グリーンフィールドでの開催は難しいと噂される中、


この試合は「今季(?)最終戦」ではないかと、個人的に感慨深いものになるはずだった。


だから、ここで宿敵・武蔵野にしっかりと勝ち、すっきりと仁賀保とお別れしてもいいような気分で試合を終えたかった。
(個人的なワガママかもしれないけど。)



この試合はsakigakeプレゼンツでもあり、ブースが設置されていた。

秋田市からの別働隊は、この「特急電車」に乗って仁賀保に向かっているところでした。


選手のおもてなし弁当(1,000円)

さすがに弁当らしからぬ凝り様で、おいしかったです。

冷たいので体冷えたけどw


曇天の仁賀保

本当に今日が最後なの?




選手との距離が異常なほど近い、まさに「サッカー専用」の名に恥じない完璧なスタジアム

ここで繰り広げられた激闘は、これから全て過去のものとなってしまうのか。


武蔵野サポーターもご来場

お疲れ様でした。


氷結ZEROで失点をゼロに押さえ、飛良泉で仁賀保パワー全開だ!


試合はというと、ホームの試合ということで立ち上がりは秋田のチャンスがいくつかある。

ここで得点を決めていたら何か変わったのかもしれない。

前半は時間が経つにつれて武蔵野が前線のFW2人にボールを預けてそこから展開する、武蔵野らしいペースになっていく。

前半は0-0で終了

後半はきっと得点して勝ってくれるはず。

後半は立ち上がりにいきなりサイドからパスワークで崩して、太郎が難しい角度から強烈なシュート!

クロスにはじかれたところを詰めていた三好が決めて秋田先制

動画↓



秋田が待望の先制点!

武蔵野戦で秋田が先制するのは2010年のアウェーぶり。

これはいける!


この後、3度ほど決定機を作るがシュートが枠に行かない。

決められないと流れが相手に行くのがサッカー

後半の後半は武蔵野に圧倒される。

シュートまでもっていかれるものの、なんとか凌いでいたが、

ロスタイムにコーナーキックから無慈悲な失点

武蔵野の「む」は無慈悲の「む」だったァ・・・



「でも、劇的なゴールでブラウブリッツが勝つ!」

最後の最後でコーナーキックを獲得し、島川がヘディングシュートするも、枠を外れる。

試合終了

結局、いつかどこかで見たような武蔵野戦

0-1の敗戦・・・じゃなくて、

1-1の敗戦・・・でもない、

1-1のドローとなりました。

7年間戦って7分7敗

はい、スリーセブンの完成ですw


仁賀保の「最終戦」

こんな劇的で、悔しい引き分けが最終戦であっていいのだろうか?

さらに、7年間戦って、1度も勝てないという屈辱を受け入れなければいけない。

(2010年のあのオウンゴールさえなければなぁ・・・)

この悔しい思い仁賀保に置いて、これからもブラウブリッツを応援し続ける。

俺達は・・・

できるものなら、10月26日をもう一度やり直したい。



次の西目もおそらくは来年以降、開催は厳しいのかもしれない。

奇跡を起こしてきた「西目」

そこで最高の勝利を浴び、この憂さを忘れよう。



自分達には前向きに応援することしか出来ない。

2013年10月24日木曜日

14度目の正直vs武蔵野戦

こんばんは。

今週は仁賀保で横河武蔵野戦です。


この相手、何度も言いますが、JFL7シーズン戦って一度も勝ったことがない相手

秋田最大のライバルとも言えるでしょう。

アウェーでの武蔵野戦は、内容では圧倒したがたったの一発で敗戦

(この試合以来、得点できなかったゲームはないのに。)

しかも、主力の大森の怪我離脱のオマケ付き。

どれだけショックだったのかなと当時のブログの記事を引っ張ってみたら、

あまりにもショックだったのか、試合後の記事を書いていなかった(笑)


14回やって一度も成功しなかったっていう経験は皆さんありますか?

普通は14回もチャレンジする前に諦めちゃいますよね。

でも、サッカーは同じリーグに所属している限り避けられない戦いなのです。


正直、心のどこかで「また負けるのでは・・・」と、

弱気になっている自分がいる。

負けたときの理由を探している。

武蔵野戦だからしょうがない・・・

と、割り切ろうとしている。

けど、アウェイであれだけやれたんだから、いけるだろうという自分もいる。

13度やられても立ち上がって、14度目をモノにしよう!

そんな想いが混ざり合い、整理がつかないまま当日を迎えそうな予感(笑)



そんな自分に、会場でサポ仲間から勇気をもらえませんか?

「絶対に勝つ!」

ツイッター上でもいいので、

私に闘魂を注入してください(笑)


この試合、もう一つの注目点があります。

来年J3になれば、おそらくは仁賀保開催はできない。

この試合を最後に、名勝負を繰り広げてきた仁賀保での開催はしばらくの間、遠ざかるのではないだろうか。

でも、きっと、「最後」の試合にはならない。

いつか仁賀保にJ3基準のスタジアムが整備されると信じているから。


当日は台風の影響で雨が降る確率が高いが、多くの観客が来てくれますように。



ブラウブリッツ戦士を、仁賀保の力を信じる!

いざ決戦へ・・・

2013年10月23日水曜日

アウェーvsFC琉球戦 その3~試合当日~



試合当日は雨が予想されたが、部屋に差し込んだ強い日差しで目を醒ます。

秋田の日差しはもう弱弱しくなっているから、真夏に戻ってきたかのような光

(でも沖縄の人曰く、”柔らかな日差し”だそうで。11~12月が沖縄は一番過ごしやすい季節だそうです。)


昨日の疲れも完全には取れてないが、

10時にはサポ仲間と集合し、レンタカーで沖縄市陸上競技場へ向かう。

沖縄市は那覇市より北に約30km行ったところにある市だ。

会場に向かう途中に、雨が降ったり止んだり・・・

試合中は降らないといいけどなぁ。


11時前には会場に到着する。

会場の入り口で待機していると、琉球の選手が一人づつ会場に入っていく。

琉球では経費削減で、ホームではバスで会場入りはしないらしい。

ちなみに、会場に一番乗りしたのは我那覇でした(さすが)。

リンタロウも来ていて、一応「頑張れ~」とは言ったものの、この日は残念ながらベンチ外でした。



ダンマクを設置して会場を出ると、出店ブース付近にはブラウブリッツサポと琉球サポが揃いつつあった。

仁賀保のホームでもあったこのアウェイブース

アンケートに答えると、オリオンビールがもらえるという・・・

いざ勝負!

でも、じゃんけんが弱い私、やっぱり負けてしまう。

ただ、用意していたオリオンビールは10本以上あったようで、余ると困るため、

思いがけず、オリオンビールゲット!


コミュサカ管理人さんから”ネタ”で琉球コーラをいただく。

炭酸は強くないものの、すっきりした甘さで、これはなかなか美味しかった。

しかし、沖縄の自販機は独自な商品が多く、面白いw


琉球サポさんと会話しつつ、開場まで時間を潰す。


個人的感想だが、当社比で少し出展が少なく寂しげに感じた。

ただ、タコライス(350円)

ふらいどちきん(120円)

をご馳走になったが、美味しかった。

会場に入ってからも出店があり、特にFC琉球グッズは種類が豊富で惹かれるものが多かった(買わなかったけど)。


メインスタンドには屋根がかかっていると思いきや、これは日よけだったのですね。

これはすっかり騙されましたw

雨よけの屋根は一部しかかかってませんでした。


試合開始前のベリーダンス

試合開始前なのに、なんとも言えない雰囲気になる。


試合開始30分前に、我等がコールリーダーも到着し、10人規模での応援となった。

さて、試合の方ですが、やはり琉球も前線から積極的なプレスをかけてくる戦術を取ってきた。

しかし、藤枝のような後半のことを考えない鬼プレスという感じもなく、厳しく当たられながらもいなす秋田

一瞬のボールウォッチャーから琉球の棚橋に素晴らしいゴールを決められる。

素晴らしいゴールだった。



琉球はホームチームで確実に点を獲れるチームなので、失点は十分覚悟できていたので、気落ちはしていなかった。

その後、すぐさま半田が同点とする。


その後は、秋田はしっかりと中盤でボールを保持し、一気に逆サイドにチェンジする攻撃をバシバシと決めていく。

琉球は秋田のミスから攻撃に繋げていた印象

試合終了間際に松田が決定的なシュートを2回放つものの、得点にはつなげられず、

http://www.youtube.com/watch?v=FGPVkS-GaBg&feature=share&list=UUu_4isHzwgGgtsvNymFB-Eg

http://www.youtube.com/watch?v=G0DG1bwlEwY&feature=share&list=UUu_4isHzwgGgtsvNymFB-Eg

悔しい1-1ドロー

印象に残った選手は、秋田は半田

ゴール意外にも相変わらずの献身的なチェイスが光っていて、それが琉球の攻撃を遅らせていた。

琉球は長崎から途中加入した中山

ここでは中盤で起用されているよだが、惜しいシュートもあり、守るときにはディフェンスラインまで下がって守備していた。

お互いにすっきりしない試合だったのではないだろうか。


今節を終えて秋田は6位

勝てば5位となる試合だったが、やはり上に行くにはもう一つ抜けた輝きを放たなければいけない。

リーグは長野と讃岐の2強はほぼ確定したが、

今後も面白いサッカーをして、できるだけ上の位置でフィニッシュしたい。



試合後、琉球の選手達はいち早く入り口に移動してファンとの交流をしていた。

これは秋田も見習いたい。



ぐしけんくん(仮)

琉球といえば彼ですよねぇ。


帰りの飛行機が18時だったので、残った秋田サポに別れを告げ、足早に那覇空港へ向かう。

途中、渋滞にはまるも、なんとか間に合う。



離陸前に見た、沖縄の夕日

もしかしたら、一番記憶に残る遠征になったかもしれない。

帰って間もない今でもまた行きたいなぁと思っている自分がいます。

J3でも相変わらずライバルとなるFC琉球

J3を盛り上げていきましょう!

今後もよろしくお願いします。




さあ、次からはホーム2連戦!


2013年10月22日火曜日

アウェーvsFC琉球戦 その2~カンプノウにて~

世界遺産と沖縄の青い海を見て、大満足で国際通りに戻ってくる。


ハブ酒専門店には大迫力の商品が!

値段も迫力がありました。



タクシーの運転手におすすめの沖縄料理店を教えてもらっていたので、まずは入店

そこで後発で沖縄入りしたブラウブリッツサポ3人を待つ。

こんな遠い南の島でも、1人、2人、3人といつもの応援仲間が集まるというのは凄く不思議な光景でした。

沖縄料理といったら、やっぱりラフティー

じっくり煮込んだ豚肉はプルップルで最高でした!


この店では、沖縄音楽も生演奏していて、料理を食べながら伝統音楽も聞くことができた。

銀座のなまはげもそうですが、地元料理+音楽というサービスはお得感があっていいですね。

音楽が活用される機会も広がるし、とてもいいことです。




その後は、琉球サポーターが集まるバー『カンプノウ』へ移動

少し迷ったけど、

あった、あった、FC琉球の旗!


カンプノウである。




そもそもどうしてここに行くことになったのか。


元々は沖縄アウェイツアーをクラブで募集していたのだが、最低履行人数に満たず、催行できなかったということがあった。

そのツアーの中に、『カンプノウ』で琉球サポと交流というプログラムがあったのだ。

ツアーがダメでも、我々単独でも行ってみよう!ということで、意見が一致


試合前日にサポータ同士が交流するという、Jリーグでは絶対にありえないことが実現した。

まあ、この店、これまでも琉球との対戦チーム関係者が来店するなど、「めんそーれ」な店ではあったみたいだ。

Jリーグではできないこうした交流は、来年J3になっても続けていくべき。

だから、我々の『鳥でん』も「だれでも”こっちゃけ”」な店になればいいと思う。


ともあれ、明日対戦するライバルサポでも、めんそ~れと迎えてくださった琉球サポさんに感謝




ナマハゲブルー(勝手に改称)や琉球レッド(?)で乾杯!

試合前日でもしっかりバーに集まって決起する琉球サポはさすがだなと感心する。


入店してしばらくすると、一人、また一人とお客さんが集まってくる。

どの方も、FC琉球が大好きな人たちだ。

正直、那覇市内を見ても、FC琉球の人気を思わせるようなものはなかったが、

こうして応援している人たちを見ることで、直接熱を感じることができた。


沖縄は秋田とは違って、東アジアの歴史に輝かしい記録を残した貿易王国だった。

悲しい歴史も、素晴らしい歴史も多く抱えていることで、FC琉球というチームを応援する気持ちはとても熱いものがあるのだろうと想像しまう。


カンプノウではちょっとびっくりな出会いもあったり、もしかしたら沖縄遠征で一番思い出深い場所になったかも。



最後は、明日の互いのチームの検討と、FC琉球の勝ち点3(?)を祝って乾杯!

帰り際にお別れのバーボンをいただき、なぜか

We Are Akita! lalalalala!

We Are Akita! 俺も闘うぜ!

の合唱

それに負けじと、琉球も、

俺たちが 琉球さ ベンガラの 誇り高き琉球!

・・・

・・


そんな感じで、店を後にした。

(翌日、試合会場で店長から「We Are Akita」が頭から離れなくなったといわれました。ありがとうございます。)


その後、サポ6人で円陣を組んで、

「明日は絶対勝つぞー!」

と、国際通りに酔っ払い共の威勢がこだまするのであった・・・




さて、明日の試合はどうなるんだろう?


ここまで来たんだ、絶対に勝ちたいんだ。



つづく

2013年10月21日月曜日

アウェーvsFC琉球戦 その1

日本のサッカーリーグの中で最も遠いチーム同士の対決

秋田⇔沖縄

このカードはTDKSCが2007年にJFLに昇格してからずっと繰り広げられてきましたが、

金銭面や仕事の関係で、ずっといけなくて・・・

念願叶って、初めての沖縄遠征になりました。




金曜日に仕事が終わってから、旅支度をし、高速バスで羽田空港に向かう。

羽田空港で、東京在住、秋田在住の2人のブラウブリッツサポーターと合流し、いざ沖縄へ!

沖縄までは飛行機で2時間30分

国内旅行としては、一番長い空の旅行となりました。



沖縄に着いて一言、

「暑い!」

半ズボン持ってきて良かった~!

那覇空港の発着ターミナルにはアメリカ人やらいろんな国の方がいて、もはや日本じゃない雰囲気

とりあえず、那覇市内へ向け移動



ホテルに荷物を置き、街へ繰り出す!

国際通りだ!


牧志公設市場!

最深部はまさにアジアの熱気ムンムンのアンダーワールド(笑)


本州では絶対に見ない魚がずらりと並んでいる。

美味しいのかなぁ?



デカイ海産物って、美味しくないイメージだけど、お店の人は美味しいって言ってた。


2階にあるこじんまりとした食堂で遅い昼食


出たーーー! 海ぶどう!

これ、注文したのではなく、実はおまけでした。


なんとかそば

豚肉のボリュームがハンパない!

しかも、これにもおまけがついていて、小さい茶碗の炊き込みご飯もプラス


アサヒガニのボイル


お腹一杯・・・

沖縄は肥満率が高いとか。

そりゃあ、こんなに美味しいものが安い金額で食べられるんで太りますよねー。


次はモノレールで首里へ向かう!


自動販売機は本土にはないジュースがみっちり。

自動販売機は全国一律のイメージがあったのですが、沖縄は地元のメーカーが強いようですね。


いざ首里公園内へ





南国の青い空と、ベンガラのコントラストが美しい・・・

この景色を見に来るだけでも価値がある。

こんな美しい空の下で、太平洋戦争では激戦地となって文字通り焦土と化した沖縄諸島

そんな悲劇はこの南国に相応しくないですね。

FC琉球のユニフォームは、琉球王朝からの伝統を受け継いだ、ベンガラ色

FC琉球にはやはり熱いものを感じます。




この後、国際通りでブラウブリッツサポ3名と待ち合わせがあったので、戻る予定でしたが、

ちょうど首里公園の入り口でタクシーの運転手に呼び止められる。


「首里駅まで行くの?一人100円で送るよ~」

3人とも疲れていたので、タクシーに乗り込む、

さらに車中にて、

「最終的にどこ行くの?国際通りまで一人300円でどお?」

「300円?!安い!お願いします」

しばらくすると、

「沖縄に来たらグラスボートに乗らないと?!一人600円で海までお客さんの貸切やるよ?」

「600円でいいんですか?折角来たし、行こうかなぁ・・・」


宮元亜門や石川遼の家を紹介され、

歌に出てきそうなサトウキビ畑を抜け・・・


で、来ちゃいました、海 



車で40分くらい(おそらく南城市)

600円じゃ、ガソリン代くらいにしかならないのにいいのかぁ?




水深30mまで見れるそうです。

サンゴ礁もばっちり見えました。

沖縄の海はとても起伏に飛んでいて、浅いところもあれば、そこが見えないほど深い場所もあり、

見ているだけでも興味深かった。



時間がゆっくり流れている・・・

この時点で、本来の目的を忘れつつあったw


その後は、後発のブラウブリッツサポ3人と合流し、

国際通りで決起集会!

沖縄料理を堪能する。



その後、琉球サポが集まる店「カンプノウ」にサポ6人で乱入するのだが、

内容が濃いため、明日へ持ち越し。


続く