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2018年7月17日火曜日

涙と悔しさの琉球戦

秋田 0-1 琉球

J3リーグ後半戦最初の一戦の前に、秋田に衝撃的なニュースが舞い込む。
杉山監督解任・・・
杉山さんに関しての所感はこちら 

解任の報から時を待たずして、熱血漢・間瀬秀一の就任である。
杉山さんへの申し訳なさや寂しさもある一方で、スタジアムに関して秋田のふがいない状況から秋田を離れざるを得なかった間瀬さんとまた苦楽を共にできるという嬉しさは隠しきれなかった。
全秋田が注目したvs琉球戦のスタメンはこちら。


なるほど、間瀬流にはこういうスタメンになるのか・・・
試合前日に練習を見に行ったけど、監督変わると練習内容も変わるな~と、間瀬さん帰ってきたなと、しみじみ感じたわけです。

さて、もはやジンクスもなんも関係ないけど、スタグル(サミットさんのフリッツ、美味しくてハマりました)を食べる。
この日は気温こそ30度いかなかったが、蒸し暑い!

チームバス迎え応援。
いつになく気合がみなぎる。
まさか「間瀬ブラウ」コールがもう一度できるとは・・・
試合はというと、結果として終了間際の失点で0-1敗戦
なんとも間瀬監督らしい負け方。
この試合、会場の雰囲気も応援もとてもいい雰囲気で、選手たちもアジリティあふれる攻撃的なサッカー
良いところがかなり多かった試合だけに、敗戦のショックは堪える。
これだけの試合をしても、これだけ皆頑張っても勝てないのかと、正直かなりの失望感がある。
ただ琉球も終了間際に3人ゴール前に飛び込める体力があるっていうのはさすがでした。
弱いチームのガムシャラ感と、勝っているチームの自信、この2つがせめぎ合う戦いでしたが、最後は自信が勝ったということ。

ただ、杉山さんではありえない攻撃のアイデアや、裏への抜け出し、ワクワクする展開が随所にあったのは事実。
あ~、間瀬監督が帰ってきたんだなと感動してしまった。

間瀬さんもこの試合には思うところあったようで、目を赤くして試合終了後の会見で想いを語ってます。
必読です。



さて、この敗戦でますますJ2は遠くなりました。
ただ、リーグ戦はまだまだ続きます。
このサッカーが完成し、最強の秋田でJ2昇格ができるワクワク感を感じてあきらめずに応援していきます。

次はアウェイ長野での一戦です。
Never Give UP AKITA! 

2016年12月15日木曜日

さよなら間瀬監督

間瀬監督の退任と愛媛FC監督への就任が発表され・・・
結構なショックだったのですが、心の整理がやっとできた。

間瀬監督がブラウブリッツ秋田にもたらしたものは大きい。
この2シーズンで秋田をJクラブらしいチームに押し上げてくれた。
試合終了前後の気持ちのこもったコメント、「全引力」という言葉が表すように、チームを応援することの効果や実感を、素直な言葉で表現してくれた初めての監督だった。
(たとえば、バス入りのサポーター応援に毎試合感動しているとか)
応援する側としては、応援する意味を感じたいという要求は誰にでもあると思うのだが、間瀬監督はその要求を満たしてくれた。
このチームを応援して楽しいと、応援していてよかったと思ったのは、15~16シーズンが初めてかもしれない。

2年前を思い出してみる。
ジョルジさんが退任して、15シーズン、さすがに実績のある監督を呼ぶかと思われたが、1月まで待たされて発表された名前は「間瀬」
誰・・・?と思いましたよ、さすがに。
でも、チームが指導すると、面白いサッカーを志していることがわかって期待は高まった。
15シーズンの序盤は負けが続いて苦しい時期が続いた。
ただ、個人的には1点差僅差の試合が続き、試合が終わるまで何が起こるかわからないサッカーにずっと面白さを感じていた。
(14シーズンには試合中に欠伸をしていたこともあったしw)
応援しようという気持ちはずっと変わらなかったね。
その連敗中には、選手のバス入りに集まるサポーターも増え、チームが変わっていくような雰囲気を感じていた。
そんな中、2年間で一番記憶に残る試合が、レノファ山口戦ですよ。
佐藤祥がボールを受けて、ボールコントロールして狙ったミドルシュートがネットに勢いよく突き刺さった瞬間はたまりませんでしたな~。
その後、熊谷・レオと追加点を入れ、会心の勝利。
ここから間瀬ブラウの快進撃が始まった。
16シーズンは、一時J3首位に躍り出るなど、「J2に上がれるかもしれない」という意識を持ちながら応援できたことは、本当に楽しかった。

しかしながら、ブラウブリッツはJ2に昇格できない。
スタジアムがないから。
ただ、秋田県にJ2クラブライセンスに必要なスタジアムの建設という課題を突きつけたのも間瀬監督。
全引力間瀬ブラウの残した成績と、監督の言葉の両方の力が動かしたと思っている。
愛媛就任が決まってからのテレビインタビューで、あえて秋田を離れる理由を「J2に上がれないから」と言ってくれたのは、秋田にこの現実を知らしめるための監督の最後のプレゼントだろう。

間瀬監督には愛媛をJ1に昇格させ、いずれは日本代表監督になって欲しい。
そして、監督キャリアの最初はブラウブリッツ秋田だったんだということを有名にして欲しい。
ありがとう間瀬監督

さて、次の監督は誰になるだろう?
間瀬監督を土台にした17シーズンのチームは絶対に強くなるよ。