2018年1月31日水曜日

2018年J3戦力考察~AC長野パルセイロ、SC相模原、カターレ富山、YSCC、藤枝MYFC、アスルクラロ沼津~

AC長野パルセイロ

浅野監督が残留。
攻撃的なポジションで入れ替えが激しく、J1やJ2で実績のある選手が移籍して入ってきているが、中盤以下の選手はほぼ残留。
特にディフェンスラインのメンバーは今年も変わらなそう。
現在の戦術的に変化はなさそうで、試合を有利に進めるためには前線の選手たちが「存在感」を放つことが上位進出には欠かせない。
総合的には良くも悪くもない補強だが…個人的には補強する部分は守備陣かと思っていたので意外だった。

注目選手は竹下と鳥取から加入した河合。

SC相模原

ここ数年、主力を移籍でなくしているパターンの相模原で、昨年成長した選手の何人か(特に中盤)は抜けてしまった。
相模原らしく、J1でかつて実績のある選手が多く入ったことが特徴で、北井・矢澤・成岡・丹羽が加入。
また、1月の中盤になってようやく元水戸の西ヶ谷監督の就任が発表された。
監督の交代が毎年なのも相模原の特徴だ。
GK川口の残留はJリーグサポを喜ばせたが、J2ライセンス取得の進捗状況はどうなるのだろう?

相模原は毎年、新加入選手の期待感が高いが、今年はどうなるだろうか。
注目選手は大分から移籍した大津

カターレ富山


監督は残留したが、選手は大幅な入れ替えがあり、昨年いた選手より新加入選手の方が多い構成となった。
ディフェンスラインにJ2で実績のある選手を獲得し、前線はJ3で主力級の選手(主にポストプレーヤー)を獲得した。
ここまで富山というと、苔口がひたすら前線で駆け引きをして攻撃のリズムを作る傾向が多かったが、琉球から才藤、藤枝から遠藤を獲得して攻撃の活性化ができそうだ。
才藤・遠藤共に周囲に良いパスを供給してくれる優秀な選手がいてこその選手なので。
正直なところ上手くいくかどうかは監督次第で、腕が試される。
注目選手は相模原から移籍した新井と、ディフェンスラインの今瀬と楠本。

YSCC


主力の選手はほぼ残留。
もっと主力が流出するかと思っていたのでかなり意外な結果だった
フィニッシャーの辻のケガさえなければ、安定した戦いで去年より順位は上がりそう。
YSCCの最下位は今年もなさそう。


藤枝MYFC

経営陣が刷新されて新たな船出となり、監督は4年目の大石監督。
かなり多くの主力が移籍でいなくなったが、代わりに加入する選手は上位カテゴリー等で実績もあり質の良い選手が多く、大石監督の下で成長しそう。
場合によってはかなり上位に来る可能性もある。
注目選手は谷口、小牧、阿渡

アスルクラロ沼津


J3初年度3位の好成績だったが、J2ライセンスを取得できる見通しが立ってないために園田・中村が移籍を決断した。
しかし、それ以外は思った以上に流出はなかったと思う。
特に、尾崎と大西の残留はサポーターを安心させたのでは。
チームの根底から変わったわけではないので、代わりに入ったメンバーがしっかり結果を残せば非常にやっかいな相手には変わらないと思っている。
上位争いするだろう。
注目選手はJFLで大活躍した坂本、田中に期待がかかる。

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