2014年12月28日日曜日

2014シーズン総括

ブログ放置してました、約3ヶ月ぶりの更新です。

ブラウブリッツの2014シーズンは終了してまして、勝ち点34位でJ3のファーストシーズンを終えます。

社長の総括は「意外とJ3はレベル高かった(テヘ」だそうです。


今日は、シーズンの総括兼批判(批難ではないです)をしていこうかと思います。

下の表が、2013シーズンが終わって補強し終わった後の状況です。

ブラウブリッツ秋田2014シーズン契約・新加入状況
整理番号選手名新加入選手
1浅井 俊光契約更新
2大森 啓生藤井貴
3江崎 一仁契約更新
4木内 瑛
5初田 真也契約更新
6土屋 健太平木良樹
7前山 恭平契約更新
8熊林 親吾契約更新
9平井 晋太郎契約更新
10松田 正俊レオナルド
11比嘉 雄作契約更新
12新里 彰平契約更新
13川田 和宏契約更新
14半田 武嗣再契約
15三好 洋央契約更新
16山腰 泰博李 根鎬
17鈴木 健児契約更新
18菅原 太郎峯 勇斗
19牧内 慶太契約更新
20鈴木 彩貴石川 慧
21島川 俊郎契約更新
22熊野 一樹三宅 貴憲
23山田 尚幸契約更新
24二戸 将今井昌太

シーズン当初にざっと見て、思った特徴

①CBが1人減ったこと

②生粋のサイドバックの選手が今井昌太だけになったこと。

③GKが実力的にほぼ3人横並びの状態になったこと。

④松田が引退した代わりにレオナルドが来たこと

⑤比嘉と平木は戦力になるのか?

この4点が最初に不安に思った点です。


ただ、フロントも何もしなかったわけではありません。

①や②は秋田には複数ポジションをこなせるMFが多く、首脳陣はおそらくこれまでの継続性などでカバーできると踏んだのだろう。

③は、去年、多くのピンチを救った鈴木彩貴の代わりをまだ若い石川が勤めることになるのだろう。

④も不安だったが、当然これは誰しもが最重要ポイントと思っていた点で、代わりを務めるレオナルドがそのミッションに応えてくれる選手(フロントが当然、厳選して連れてきてくれた実力のある選手であろうと)と信じていた。

それ以外の選手は全体的、また結果的に見ても、悪くはない補強だった。

菅原と山腰は二人で4得点取ったが、今年は代わりの峯とグノで7得点

熊野に代わった三宅も好セーブ連発で勝利に貢献した試合もあった。

土屋は最終戦の数分だけの出場だけだったことを考えると、平木は90分以上出場している。

藤井もポストワークや3得点で奮闘してくれた。



ただ、やはり最初に感じた不安が今年の不本意な結果に繋がったと思う。



①に関しては、シーズン終盤に代えのきかない初田がケガしたことで、これまたケガ復帰直後の平井をCB起用せざるを得なくなった。
これでかなり勝ち点を失ったと思う。
最初からCBを獲っておけば・・・

②に関しては不運もあった。
今井がシーズン全てを棒に振ってしまった。
彼がシーズンをフルで闘っていたら、かなり勝ち点も増えたことだろう。
不運があったにしても、去年サイドで活躍し、アシストも沢山記録してくれた、大森・二戸に代わる選手がいたら・・・

③が決定的だったか。
単純に、鈴木彩貴に代わる選手がいなかった。
一番出場時間の多かった石川だが、他のチームの守護神と比べても実力が及ばなかったのは数字を見ても明らかだった。(Football Labより)
石川にとっては、去年、ソニー仙台で出場機会が少なかったので、秋田に来て経験積めて良かったね・・・

④は結果論ですが、やはりレオナルドには松田と同じことはできなかった。
また、彼の特徴を生かしたプレーを許すわけでもなく、彼にとっては苦しいシーズンになったでしょうね。
しっかりと前線でボールを優位に持てる選手がいたら・・・

(先日、某新聞に分析したデータによれば、ディフェンスラインの横パスばかりで、縦に入れればボールを奪取される回数が極めて高いというのは、やはり前線のパワー不足だろうと推測)

ちなみに、去年9得点だった半田を活かしきれなかったのは、松田がいなくなったことと大いに関係していると思います。


⑤に関しても結果論だが、2人に関しては試合は勿論、練習もなかなか参加できず、多くの人が予想したとおりのシーズンになってしまった。
この2人分の選手がシーズン通して考えられる戦力だったら・・・


力を入れるべき課題は明確だったが、思ったとおりの強化が出来なかった、この一言でしょうね。
シーズン途中の補強をしなかったのは、お金の問題でしょうかね?

そんな中で、これまで秋田にいてくれた選手はよくやってくれたと思う。


日本には地域リーグにも大卒選手にも、チャンスを与えればJ3で通用し、成長する選手は沢山いると思うんですよね。
そういう選手をしっかり観て、説得して、獲得して欲しいものです。
それによって人件費を抑えることもできる。


J3で戦力として考えることのできる選手を、コネとか人脈を超えて、自分達の分析と感覚を信じて獲得して欲しいものです。


特に、自分達が目指すサッカーがユニークなものであるなら、選手補強は明確だし、確実に獲らないといけませんよ。
(そもそも戦術自体が間違いだったとは、身も蓋もないので言いません。J2昇格への布石だと信じています。ただ、上手くいかなかったというのは事実でしょうね。)


ともあれ、今シーズンの失敗は次のシーズンに確実に生かすことを願っています。

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