2019年1月27日日曜日

ライバルチーム分析~YSCC横浜、ロアッソ熊本、その他~

○YSCC横浜

一昨年の後半戦に引き続き、2018年もスピードとパワーがある縦に早いサッカーで好調をキープし、最終順位は15位でフィニッシュ。
大卒選手やエリートコースではないが将来性のある若い選手をしっかり育成しつつ結果を出すというYSCCのクラブ理念にとってはこの成績はなかなかではないだろうか。
15位とはいえ、かなり質の高い試合をしており、多くのライバルチームを苦しめた。
しかしながら、オフではGK浅沼(相模原)、三沢(鳥取)、後藤(甲府)、北脇(秋田)、辻(群馬)などここ数年チームの主力だった選手が流出。
三沢、北脇、辻の3人で昨年の20点分を得点していたのでかなり大きな痛手となる。
また、アシストだったり攻守ともに中心的な後藤がいなくなることでチーム自体のコンセプトも若干変わる可能性がある。
とはいえ、宗近、奥田、大泉、西山など多くの主力選手も残留していることは心強い。
移籍加入としてはユースからの昇格が多く、チョンハンチョル(町田)、安彦(水戸)など流出した選手に比べるとかなり控えめな補強となった。
今期は長く続いた樋口監督が退任し、34歳と若いシュタルフ監督に変わって再出発となる。
J最年少監督となるシュタルフ監督がJ3に革命を起こすだろうか?
YSCCは昇格を明確に掲げてない分、サッカーの質を追求しやすいというメリットがあるので、もしかしたら横浜から新しいトレンドが生まれてくる可能性がある。
J3発足以来最下位が続いていたYSCCがここまで強くなったということは、J3のレベルも相当に上がっているということであり喜ばしい!

○ロアッソ熊本

J2昇格筆頭候補として挙げられている熊本。
とはいえ、J3降格ということで、皆川(広島)・安(水原)・田中(G大阪)とチームトップスコアラー3人(3人で合計30点)が移籍で去っている。
特に田中達也はアシスト数もトップ(12アシスト)であり、ドリブル・クロス・シュートと熊本では突出していた選手なので痛手ではある。
また、守備では31試合に出場したGK佐藤(山形)、青木(南葛)、米原(松本)、園田(今治)がチームを去っている。
一方で畑、黒木、八久保、伊東、小谷、上村、中山など昨年主力でかつ年齢的にも一番いい時期の選手が残っている。
移籍加入としては、GK山本(横浜FC)、岡本(松本)、三島(松本)、原(讃岐)、田村(福島)とネームバリューのある選手を獲得している。
大卒も4人獲得しており、小笠原(筑波大)、中原(駒沢大)などスタメンで出れそうな選手が揃った印象がある。
むしろ、Jからの移籍より、大卒選手の方が脅威を感じる。
残留した選手も多いが、やはり皆川・安・田中が抜けた穴が大きく、それを三島、原、田中、そして大卒選手が埋められるかが鍵になりそう。
特に三島と原は年齢が高いので、運動量が求められるJ3で活躍できるかどうかが鍵。
監督は昨年に引き続き、大宮をJ1昇格に導いた経験のある渋谷監督だが、J2で戦っていたやり方を継続するのかそうでないか、J3の状況をみて見極める必要がありそうだ。
熊本の戦力はJ2でやっていた選手も多く残ったため確かに豪華だとは思うが、冷静に考えれば2017年と2018年の2年連続でJ3降格圏でフィニッシュしたチームであり選手。
(ご存知のとおり、2017年はうちが優勝したために運よく残留できた。うちが優勝した事で一番メリットがあったチーム。)
2007年以来となる熊本との対戦です、とても楽しみにしてます。

○U23の3チーム

U23のチームは割愛するが、2016年から参戦したU23チームも今年で4シーズン目になり、チームとしても成熟
してきている。
今年も手ごわい相手になりそうだ。

しかし、相変わらずトップチームでガンガン出れるような選手が調整とかでU23に出るのは甚だ迷惑。
あと、F東京に戻ってきた久保くんはJ3に来るために戻ったわけじゃないと思うので、絶対にJ3に出さないでください。

2019年1月24日木曜日

ライバルチーム分析~ガイナーレ鳥取、カマタマーレ讃岐、ギラヴァンツ北九州~

○ガイナーレ鳥取

去年はレオナルドの移籍で最下位だった一昨年から大躍進した鳥取。
有望な若手ブラジル人を来日させ、活躍した後に上位カテゴリのチームへの移籍金で設けると言うビジネスモデルが成功したことで勢いに乗っている。
日本生活に慣れないブラジル人選手を日本生活が長いフェルナンジーニョがサポート役となって生活を支えるというフォローアップ体制もお見事。
そんなサポート体制も充実し、これからもブラジル人選手の獲得が増えるかもしれない。
昨年活躍した甲斐(→岐阜)、加藤(→群馬)、レオナルド(→新潟)はいなくなってしまった。
また、須藤監督も家庭の事情から退任し、高木監督がU-18からトップチームの指揮を執ることになった。
移籍加入では福村(岐阜)、ブラジル人のDFアドリエル、FWユリを獲得し、守備と攻撃に新たな力を加えた。
フェルナンジーニョを筆頭に、それ以外の選手はほぼ残留しておりJ2昇格に向けて磐石の体制となっている。
新たに獲得したユリとアドリエルが期待に応えるプレーをすればほぼ間違いなくJ2昇格争いに絡んでくるだろう。
不安は高木新監督の能力が未知数なのと、トレンドの移り変わりが激しいJ3で昨年と同様の戦い方が通用するかぐらいですかね。
フェルナンジーニョが実質的に鳥取の精神的支柱だと思うが、もうそろそろ現役生活も終盤を迎えるころかもしれない。

○カマタマーレ讃岐

昨年、チーム内にあった軋轢が上村新監督の就任会見で赤裸々に語られ、サッカー界隈に衝撃が走ったのが記憶に新しい。
JFL時代からチームを率いた北野監督が退任し、上村監督になって心機一転しての船出である。
ただ、フロント職員の大量退職などJ3初年度は非常に厳しい環境だ。
原(→熊本)、中島(→秋田)、岡村(→北九州)、佐々木(→山口)など主力が移籍によっていなくなっている。
その補充として西野(ガンバ大阪)、ペスヨン(北九州)、池谷(熊本)などを獲得し、他にユースからの昇格や大卒選手を獲得している。
大卒選手で即戦力になりそうなのは中村(阪南大)、渡辺(明治大)か。
残留した選手は30歳オーバーのレジェンド級の選手が多いためか、若い選手の獲得を積極的に行っていると考えられる。
長期政権だった北野カマタマーレがどういうチームになっていくのか、注目である。
秋田とは第2節で対戦する。
JFL時代には一度も勝てなかった丸亀で、今度こそは絶対に勝つ!

○ギラヴァンツ北九州

昨年は残念ながら最下位に終わった北九州だが、今年は山形などでJ1昇格を経験した小林監督を招いて再起を狙う。
選手をほぼ半分入れ替えるという決断が功を奏すか。
寺岡(長野)、岡村(讃岐)、國分(大分)など実力者を獲得する一方で大卒選手の獲得が光る。
中でも注目なのが、GK後藤(明治大)、ディサロ(法政大)二人を獲得している。
もしかすると、二人とも開幕スタメンで出るかもしれない。
ベテランと若手がバランスよく在籍し、本山や池元らの精神的支柱を中心にチームがまとまれるか。
北九州には我慢強いサポーターと素晴らしいスタジアムがあるので、昨年は最下位にいながら観客動員数ではJ3トップクラスだった。
素晴らしい環境のなかで今年は上位をキープしたい。
昨年はなかなか勝ち星を拾う事はできなかったが、サイド攻撃はなかなか強力であったのでひとつのきっかけで一気に上位に上がりそうな気配はある。
昇格請負人の小林監督がなんとも不気味。

2019年1月23日水曜日

J3全日程公開!

本日、2019年のJ3リーグ全日程が発表されました。
この時期は早く予定でないかなとワクワクする日々なのですが、いざ公開されて手帳に用事が埋まっていくのがなんとも楽しいですね。

さて、注目の日程をピックアップ

○3月10日 アウェイ 群馬戦

日曜日の17時キックオフという嫌がらせ。
この時期の群馬は秋田より寒く感じるし、しかも17時キックオフなら凍え死ぬかも・・・
終わったら19時だし、帰りも疲れるし、勘弁して~。

○3月24日 アウェイ岩手戦

さっそくの北東北ダービー!
グルージャから移籍した小谷や藤沼、かつて所属した垣根などゆかりの選手も多いので岩手のサポーターも楽しみにしてると思う。

○3月31日 ホーム長野戦

待ちに待ったホームの開幕戦。
数年前まで考えられなかった大型ビジョンが設置しての八橋リニューアルオープン!
対するのはホームで一度も勝った事がない長野。
一万人の前で今度は勝利したい。

○5月5日 アウェイガンバ大阪U-23戦

新元号になって初の公式戦。
連休なので大阪観光がてら行きたいところだけど、旅費が高そう。

○7月20日 ホーム鳥取戦

この試合から4試合連続(夏以降のキックオフ時間がまだ発表されてないので、もっと連続するかも)のナイトゲーム。
ブラウブリッツ史上初めてのナイトゲーム。
感動するだろうなぁ・・・
正直、JFLの頃の真夏でも13時キックオフだった頃から比べると遠いところに来たもんだとたそがれちゃう。

○8月30日 ホーム沼津戦

金曜日のナイトゲームです。
ふらいでーないと!
フライデーナイトはJ1とかJ2でやってる遠い出来事だと思ってましたが、今年は秋田でやるんですね。
感慨深いです。
でも、観客集まるのか不安です(笑)

○11月のアウェイ連戦

正直、ここが正念場かなと。
北九州→東京→(ホームを挟んで)→藤枝→大阪と続く11月の連戦でどれだけ勝ち点を取れるか。
かなり胃の痛い終盤戦になりそう。

○12月8日 ホーム相模原戦

なんと、12月の試合です。
試合できるのかな?
12月のホーム戦は2011年に震災の関係で12月11日に延期されたホンダロック戦以来ですかね?
あの時は雪が降っていたし、ほんとうに寒かった。
できるのか不安です。
でも、最終節、秋田はどういう状況におかれているのだろうか?
昇格を決めた後のホーム最終戦になっていると願いたい。

日程を見ても、なかなかプロチームらしくなってきたと感じてます。
ちなみに、1~2試合くらいはAスタで開催されると思ってたんですが、0でしたね。
ありがとうAスタ。

2019年1月22日火曜日

ライバルチーム分析~カターレ富山、藤枝MYFC、アスルクラロ沼津~

○カターレ富山

J3に降格してからはなかなか昇格できずに苦しんでいる富山。
2017シーズンの成績低迷を受けて、昨年は選手を大幅に入れ替えJ2を目指したが、シーズン途中で成績不振により浮気監督から安達監督にバトンタッチ。
その後は若い選手の成長もあり、粘り強い戦いを続けて上昇気流に乗ってきたところで2018シーズンを終えた。
今年はその勢いを増すために、積極的な補強を行った。
ベタランGK榎本(浦和)、碓井(群馬)、白石(盛岡)、花井(北九州)、高橋駿太(群馬)、そして田中智大(秋田)とオッと驚くような主力選手を獲得してきた。
チームを去る選手としては、差波が仙台へ復帰、ここ数年ゴールを守り続けてきた永井が遂に松本に復帰した。
また、川上が相模原に移ったが、昨年活躍した選手はほぼ残留したと言って良いと思う。
注目ポイントは永井去った後の正ゴールキーパー争いだが、ベテラン榎本が守るのか、太田、斎藤と実力のある若手が起用されるのか注目。
高橋駿太の富山移籍には驚いたが、考えてみれば地元凱旋なので富山を代表するストライカーとして活躍が求められる。
そして我等が田中だが、まず一年健康に過ごして試合に出られるように頑張れ!

富山は昨年、得点力はあったのだが失点が多く勝ちきれない試合が多かった。
補強では各ポジションバランス良く獲得しており、ディフェンスを強化するというよりは試合を通して支配する力を増し、失点しても得点して勝ちきるサッカーを目指しているような気がする。
ネームバリューで言えばかなり良い補強をした富山を昇格候補に挙げるのも頷ける。
元々残留したのは若い選手がかなり多いので、ここでベテランの力が加わると怖い気がする。

○藤枝MYFC

藤枝も昨シーズンは大石監督から、ベテランの石崎監督にシーズン中に交代し、シーズン中に石崎サッカーの浸透を実感しつつある段階でシーズンが終わった。
特に、事実上群馬のJ2昇格を困難にした群馬戦の勝利は、かなりチームが出来てきたことを意味していたと思う。
大石MYFCから石崎MYFCへ変わるために、今年はかなり大幅に選手を変えてきた。
星原(群馬)、成岡(相模原)、矢澤(相模原)、松岡(山形)、森島(栃木シティ)とネームバリューのあるベテラン選手の獲得が目立ったが、これらの選手が期待通り存分に力を発揮できるかは未知数。
ここ最近のJ3では実績のあるベテラン選手が思うような結果を残せていない傾向がある。
面白い移籍もあり、秋本(タイ・ホンダ)、安東(プフォルツハイム)、鈴木(アーレン)など海外クラブから逆輸入日本人選手を獲得。
秋元は乾と一緒にプレーしていた時期もあったんだろうか?
大阪教育大学からは三好の後輩の松村を獲得した(たぶん、三好が一枚噛んでるのではないかと)。
FC今治からは西埜植、片岡(レンタル)を獲得したりと、面白い補強をしたので戦力が充実した実感はあるが、正直どのくらい強くなっているのかはわからない。
その分、期待感の高いチームであることには間違いない。
中盤はレベルの高いプレイヤーが多いので、前線のFWがどのくらい頑張れるかが鍵になりそう。

○アスルクラロ沼津

J2ライセンス取得に向けて動きはあるものの、なかなか具体的な見通しが立たない中で昨年は4位と常に優勝争いに絡んでいた沼津。
その中心にいるのはなんといっても吉田謙監督。
フットボールへの熱い気持ちと、選手の能力を存分に発揮させるモチベーター的な能力もある素晴らしい監督なのはご存知のとおりだが、2019シーズンも契約更新となった。
GK大西(鹿児島)、砂森(鹿児島)、青木(群馬)、畑(長崎)と昨年の主力選手を失った。
また、太田、富田は引退ということでここだけ見ると戦力ダウンは避けられない。
実績のある選手としては鹿児島から川森と中山を獲得しているが、ほとんどは大卒選手を多く獲得してる。
大卒選手はなぜか高校サッカー出身がほとんどですな。
明治大学から加入したGK長沢はサイズもあり、大西なき後の正ゴールキーパー争いに絡みそうな気がする。
残留した選手もGK牲川、熱川、尾崎、徳武、藤埼、藤原、菅井、染谷、普光院など実力があるので全く気が抜けないが、FW青木とFW畑の代わりを川森と中山が務められれば力はそれほど落ちないのではと思っている。
何より、吉田監督にはこれまでパッとしなかった選手も輝きを取り戻す、そんな魔法をかける怖さがある。
今年も沼津は怖いチームになりそうだ。

2019年1月20日日曜日

奈良クラブ

今年、JFL奈良クラブに秋田を退団した監督・スタッフ・選手がまとまって入団している。
昨シーズンまで秋田の監督をお任せしていた杉山監督の就任を筆頭に、堀田・遊馬・有薗、そして菅原太郎コーチも加えて5人が奈良に行く事に。

奈良クラブだが、現在位置としてはJ3参入を目標にJFLを戦っている。
ここ最近はなかなか成績条件をクリアできないでいるが、昨年、経営陣に関しても改革があり、23歳のGMが誕生するなど選手以外にも今注目のチームとなっている。

秋田サポーターとしては、活躍した選手が沢山在籍しているクラブだし気になっている人が今、続出中!
杉山監督にも、秋田でJ3優勝したように、是非JFL優勝を目指して欲しい。
近場のアウェイ戦(青森、ソニー仙台)であればもしかしたら観に行くかもしれない。
(J3と被らないといいなー)

奈良サポーターに説明。
杉山監督は勝つところから逆算して考えるタイプの監督で、「点を取られないと負けない」というキーワードが結構多く出ていた気がする。
なのでまず、守備をしっかりして、チャンスでしっかり点を取るという展開が多くなるかもしれない。
サポーターにもある程度忍耐が必要な時期があるかもしれませんが、結果は出す監督だと思います。
コーチの菅原太郎は人懐っこい性格なので、すぐ馴染んでくれると思います。
指導もすごく分かりやすいし、杉さんとは秋田の時に一緒にやってるのでバッチリです。
堀田はフィジカルモンスターで対人能力が高く、足元上手いです。
遊馬は秋田では田中がいたのでなかなか出番はなかったけど、センターにいるフォワードとしてはシュートセンスもあるし、ポストもできるので役に立つと思います。
褒めて育つタイプなので、褒めればもっと伸びます(笑)
有薗は去年は北九州ではチーム状況もあり散々でしたが、ディフェンスの統率力とカバー能力のあるCBです。
とにかくセットプレーが上手いので得点力あります。
パンがめちゃくちゃ好きなので、奈良のおいしいパン屋さんを教えてやってください。

ちなみに、秋田に大石っていうシュートストップに定評のあるゴールキーパーもいます。
イケメンです。
まだ行き先決まってないのでどうでしょう?
イケメンと言えば、安芸銀治もいますがどうでしょう。

話は変わって。
個人的にも奈良に2ヶ月ほど住んでいたことがあるので、奈良には少し土地感がある。
歴史好きな人にはたまらない場所だと思う。
古墳がそこらじゅうにあるし、日本に伝来した初期の仏教寺院が多く、歴史を感じられるというか空気がなんとなく違う。
奈良と言ったら東大寺、法隆寺、興福寺辺りが有名だしもちろん素晴らしいけど、個人的におすすめは奈良市の奈良町、環濠集落の今井町、明日香村、長谷寺あたりがマニアックですが楽しかったです。
あと、天空の城・高取城に行くのが夢です。
京都より観光客が圧倒的に少ない(今は違うかも)ので、待ち時間とかなくかなりストレスフリーで観光を楽しめると思います。
また行って見たい場所でもあります。

奈良クラブには是非、来年J3に上がってきてもらいたい。
あ、でも来年はうちはJ2に昇格してるから対戦はないかも・・・

2019年1月19日土曜日

ライバルチーム分析~ヴァンラーレ八戸、SC相模原、AC長野パルセイロ~

○ヴァンラーレ八戸

スタジアムの建設が間に合わなかったり、成績が一歩届かなかったりで苦しみながらも悲願のJ3昇格を果たした八戸がついにJの舞台に。
昨年は葛野監督の急病というアクシデントがありながらもチーム一丸となって戦いきったのはお見事でした。
葛野監督はS級ライセンスを未取得なので、J3参入初年度の今年は監督を変えて戦うことになる。
(葛野さんは目下取得中で今期は強化部長としてチームに留まる。)
気になる新監督は藤枝を率いた大石監督というなかなか良い人選。
大石監督が藤枝を辞めた後、どこにいくのかとても気になっていたので。
藤枝の攻撃的なサッカーが八戸でも見られるか注目である。
さて、昇格組とあって主力はほぼ残留し、J3の各クラブから文字通りの補強を行っている。
山口、鹿児島、沼津が積極的に行っていたJFLで活躍したチームからの引き抜きは今治の三田だけになるのだろうか?
いずれにしても、例年J3昇格初年度のチームは躍進するので十分注意するだけの戦力はあると思っている。
日高(←秋田)、小牧(←藤枝)、三田(←今治)、河津(←盛岡)、上形(←栃木)らを獲得している。
去年、八戸とはトレーニングマッチを行ったが、その時は堅守速攻チームという印象。
縦パスが上手い日高、サイドの突破力に長けた小牧らはチームにマッチすると思う。
既存の戦力がJ3でどのくらいやれるのかは分からないが、少なくともJ3下位争いをするようなチームではないと思う。
鹿児島や沼津のように大躍進もありうるので、舐めてかかると負けそう。

○SC相模原

J2ライセンスがなかなか取得できない状況で戦いを続ける相模原だが、今年は三浦文丈監督を新しく迎えてのスタートとなる。
西ヶ谷監督の続投かと思ったが、相模原の毎年恒例の監督交代がまた今年も…
昨年の川口引退が日本全体をびっくりさせたが、それ以外にも選手も相当数退団しており、工藤、辻尾、保崎、北井、矢澤、菊岡、成岡、トロ、久保、チッキーニョ、大塚、松本ら主力の殆どがチームを去った。
ここ最近は、若くて将来性のある選手がJ3ライバルチームを移籍する例があったが、今年はベテラン勢がばっさり退団した。
残った選手としては、GK田中、千明、梅井、丹羽、梶山、ジョンガブ、森本が残った。
新加入は浅沼(←YS)、平石(←秋田)、川上(←富山)、大石(←山口)、阿部(←群馬)
また、ブラジルからDFルーカス、DFアルトゥール。MFミルトン、MFジオヴァンニと4人取っており、相模原の謎ブラジルラインが炸裂している。
若い選手としては、小田島怜(東京Vユース)や松岡(名古屋ユースでU18パラグアイ代表)の即戦力が期待される。
退団に対して入団がまだ少ないので、まだ加入がありそう。
群馬同様、チームが様変わりするが、長野→新潟ではあまり評価の高くなかった三浦文丈監督がどれだけチームをまとめられるかが鍵になりそう。
相模原に対しては毎年そうなのだが、どんなチームになるのか未知数といったイメージ。

○AC長野パルセイロ

ここ近年、チームの色を変化させようと苦悩している長野。
去年は浅野監督交代後になかなか良いチームを作ってきた阪倉監督がなんと退任。
それと同時に、美濃部GM、小笠原強化Dが退任し現場の体制を刷新するようだ。
新監督はなんと秋田、栃木を率いた経験のある横山雄次監督。
過去に監督をやってもらったサポーターから言わせると、サッカーはつまらないが結果は出す監督だと思う。
GK田中、都並、寺岡、河合、前田、岡本、勝又、佐藤、萬代、松村が今の所退団している。
田中、寺岡、勝又、佐藤、萬代とこれまで長野を支えてきた選手がバッサリ切られたのは方向転換の影響だろうか?
河合、松村の若手の選手がいなくなったのも少なからず衝撃があった(河合は琉球の引抜だろうが)。
ただ、契約更新した選手も多く、GK阿部、GK小澤、内田、内野、大島、西口、松原、東、新井、有永、岩沼、国領、堂安、宇野沢、竹下、三上らは残留。
移籍加入としては、ここでも若手選手の加入が目立つ。
妹尾(←G大阪)、山口(←大分)、山田(←大宮)、池田(←愛媛)、入間川(←甲府)、木村(←長崎)など上位カテゴリーのチームから若手DFの獲得が目立つ。
ここ最近そこそこ大卒選手の獲得が当たっている長野だが、今年は中京大から大城、大体大からGK立川、同志社から吉村(ガンバユース)を獲得している。
また、地元高校からヌグハラも獲得している。
編成を見ると明らかにチームの若返りを狙っていて、これまでの大人のサッカーから、攻守の切り替えが素早い、スピードのあるサッカーを目指すのだろうか?
最前線でポイントになる選手が今の所いないように感じるが、その辺はまだ補強があるのか気になるところ。
横山監督であれば退団した萬代、勝又、佐藤をうまく使えた気がするのだが...。
横山さんは決して攻撃のアイデアが豊富とは言えないので、爆発的な得点力のあるFWがいないと辛いかも。

秋田とはホーム開幕戦で対戦する長野。
ホームでは未だかつて一度も勝った事が無い天敵だが、今年は絶対に勝たせますよ!

2019年1月17日木曜日

ライバルチーム分析~グルージャ盛岡、福島ユナイテッド、ザスパクサツ群馬~

おばんです。
冬真っ盛りの秋田です。

チームはシーズン前に大館や県外キャンプに出かける予定。
チーム練習の見学にも行けそうにないので、ライバルチームの補強状況でもチェックしようかな。

○岩手グルージャ盛岡

ここ数年でチームの色が鮮やかになってきた印象の岩手。
屈強なフィジカルと鋭い縦への突進力で昨年のJ3を混沌とさせた岩手は、今年からチーム名に『岩手』の名を冠して、岩手県のチームとして初陣である。
ここ数年怪我に苦しみながらも岩手県出身選手として戦ってきた久保海斗の引退や、安楽の引退はショッキングだった。
昨年主力だった白石(→富山)、小谷(→秋田)、藤沼(→秋田)、山田(→長野)、小泉(→群馬)ら多くは移籍してしまったが、去就が注目されたチーム得点王の谷口海斗は残留。
谷口以外にも主力級の選手はある程度流出を阻止した。
移籍加入選手は一番の注目がいわきFCからFW菊池。
屈強なフィジカルと高精度のシュートがJ3でも通用するか注目。
その他、J3やJ2で常に試合に出れたわけではないが、スタメンで出場できる力のある選手を獲得している。
特に元鳥取の廣田や横浜FCから石井らが主力が抜けた中盤を補うのでは。
また、元秋田の深井は是非スタメンを勝ち取ってほしい。
元佐川印刷の櫛田の獲得は懐かしい気持ちにさせてくれました。
大卒選手は日体大から長身FWの平川のみ(元札幌ユース)
流出した選手も多いが、なかなかいい選手がそろった印象。
今年も菊池利三監督が率いる岩手、かなり期待できるシーズンになるのでは?

○福島ユナイテッド

田坂監督が残留かと思いきや、まさかの契約満了からの栃木SC就任。
正直、これはびっくりした。
後任の監督探しにスタッフは苦心しただろうが、その結果、鳥取や琉球を率いた松田監督が就任。
ニウドの去就が発表されてないのが非常に心残りというか、彼が福島の中心だったのでチームを去るとなれば大きい。
昨年は石堂や鴨志田といった福島の顔が次々と引退したので、チームの核となる選手がいなくなるのは寂しい限り。
まだチーム編成がすべて終わったわけではなさそうだが、GK堀田、武、阪田、橋本、星、池田辺りの主力は残留。
移籍加入としては大卒選手が主体の福島らしい補強が目立つ。
SVホルンから加入した川中のプレーが楽しみだ。
ニウドが仮に残留すれば、全体的に±0補強といった印象。

○ザスパクサツ群馬

残念ながら一年でのJ2復帰は失敗に終わり、大幅な戦力見直しが迫られた今年は、選手をほぼ入れ替えるというドラスティックな改革を決断。
残留したのは、久木田、船津、金城、岩田、岡田のわずか5人。
昨年チームの中心だった選手のほとんどは移籍で群馬を離れることになった。
特に、高橋駿太の富山移籍はショッキングだった。
思い切った血の入れ替えで加入した選手たちはJ2やJ3で実績を残した選手たち。
小泉(←盛岡)、福田(←北九州)、窪田(←甲府)、佐藤祥(←水戸)、田中(←鹿島)、姫野(←大分)、青木(←沼津)、加藤(←鳥取)、辻(←YSCC)とリーグ戦で活躍が期待できそうな選手が挙げただけでこれだけいる。
特に、鹿島から惜しまれつつも地元に凱旋した田中稔也が群馬の中心選手になりそう。
可能性がある大卒選手も多くとっており、中でも流通経済大学からFW高澤の活躍が期待される。
期待値の高い選手はそろっているので、後は去年から引き続いて指揮を執る布監督の手腕次第と言うところか。
昇格を狙える戦力があると言えるのでは?

2019年1月15日火曜日

背番号発表!

本日、今年の背番号とチーム体制が発表されました。
浜岡コーチと大田GKコーチはそのままに、松田主務を加えることで、佐藤さんがアシスタントコーチとして専任コーチに。
また、U-18監督の熊林がトップのアシスタントコーチと兼任らしい。
アスレティックトレーナーには濱さんが新任として就任。
間瀬監督によると、今年のコーチ陣は『一体感がハンパない』らしいので、期待大です。
秀さんの『ハンパない』久々に聞きました。

そして背番号

1:GK 渡辺 泰広
2:DF 尾本 敬
3:DF 中島 大貴
4:MF 渡部 大樹
5:DF 千田 海人
6:DF 藤山 智史
7:MF 前山 恭平
8:FW 和田 昌士
9:MF 中村 亮太
10:MF 古田 寛幸
11:MF 久富 賢
13:FW 林 容平
14:MF 堀 研太
15:MF 江口 直生
16:FW 藤沼 拓夢
17:DF 韓 浩康
18:FW 北脇 健慈
20:MF 青島 拓馬
21:GK 松本 拓也
22:MF 沖野 将基
23:GK 小池 大喜
24:DF 山田 尚幸
25:FW 北原 大奨
26:MF 垣根 拓也
27:FW 坪井 清志郎
31:DF 田中 雄大
39:MF小谷 光毅

去年在籍していた選手の背番号変更はないですね。
16番は秋田的に、三好→遊馬ときてる出世番号といわれているので、藤沼には期待大です。
14番と言えば、眞行寺・川田・山田樹と左サイドのスペシャリストというイメージが強いのでその系譜か?
18番はかつて鈴木健児の番号だったが、同じくケンジが付けることに・・・
31番は大金や中村など、GKが付けていた番号だが、田中雄大が受け継ぐのはなぜ?
小谷は39番がお気に入りなのね。盛岡のときと同じ背番号。
大樹は大卒でいきなりの背番号4ということで、かなり期待されてるんだな!

新体制発表会での社長、監督、選手のコメントは竹内さんのレポートに詳しく書いてます。
興味のある方は読んでみてください。

チームは現在、大館キャンプ中でお互いの親睦を深めている様子。
大館から帰ってきて、一週間ほどまた秋田市内で練習をし、27日から県外キャンプ(たぶん、九州のほう)に行く予定らしい。

早く開幕来い来い! 

2019年1月13日日曜日

いざ始動!

サポ的にあけましておめでとうございます!
新体制発表会=サポーターの元旦です。

新体制発表会はにかほ市のTDK歴史みらい館でやったり、秋田駅前のアルヴェでやったりと一定していなかったのですが、今年は御所野のイオンモールで開催。
子どもの遊具があったり、福袋、新体制発表会の前にスローガン発表や開幕戦記者会見があったりといつもと違う進行でした。

サポーター仲間と、ここであけましておめでとうの挨拶をしました。
開催場所も一定ではないので比較できませんが、お客さんは沢山の方がいらしてました。
イオンモールということでサポも来場しやすかったと思う。
ただ、今日のイオンモールかなり混んでて、車を停めるのに苦労した・・・
(成人式だったからか・・・?)
林以外の新加入選手が全員出席しました。
林は引越し中かな?
選手のコメントを聞いた感じであれば、やはりみんなJ2を意識して戦うという印象を受けた。
田中雄大や堀くんがなかなか良いキャラしてるなと。
小谷くんは社会人経験があるだけに、他の選手とは少し違った見方をしていて良かった。

周りのサポ仲間に話を聞いた感じだと、北脇や堀くんへの期待が高そうだった。
自分としてもこの二人やってくれそうだと思う。
先日ラジオに出ていた大樹君も活躍してくれそうな気がするんだよなぁ。

今年は秋田の目指すべきものということで、四か条を掲げていた。
なかなかいいと思う。
ここでもあるように、今年は新加入選手の殆どが攻撃的選手ということで、多彩な攻撃で相手を圧倒することが期待される。
確かに、去年は攻撃的な選手が少なく、特定の選手に頼らざるを得ない状況だった。
その選手が怪我したら、一気に得点力がなくなるといったことがないように選手層を厚くしたんだろう。
守備的な選手が少ないのがちと気になるが、中盤の底より前はなかなか良い選手が揃ったのではないかなと思う。



新体制発表会が終った後は、恒例のユニフォーム発表。
今年もアスレタでした。
去年よりは良さそうって意見が多かった気がする。
個人的には、去年のユニは首周りが小さくて着脱が大変だったのでそこが改善されてればいいんですが。
あと、今年もホーム開幕戦で一万人デーやるそうです。
去年の悪夢が思い出されるんですが、やってやりましょう!

2019年1月8日火曜日

今季のメンバー固まる?

こんばんは。

12月から一ヶ月かけて、選手たちの去就が発表されてきました。
この一ヶ月間は誰がチームから去るのか、誰が加入するのか、公式サイトを気にする毎日でしたがそろそろ終わりそうですね。
他のチームの移籍加入の状況を見ていると、今の段階でほぼチームが揃っているのは秋田を含め少数。
概ねチームが意図したような補強ができていると感じています。

今季の特徴としては、攻撃的な選手が多いこと。
これに尽きる。
ディフェンスに関しては中島と田中のみ!山田の復帰も大きいと思いますが。
後はゴールキーパー陣はシュートストップの能力の他に、攻撃の起点になることも高く求められそう。

今季のメンバーをGK、ディフェンス、センター、サイドとざっくり分けるとこんな感じ。
(区分分けは私個人の予想です。)

GK
松本、渡辺、小池

ディフェンス
千田、尾本、ホガン、山田、中島

センター
中村、前山、江口、青島、垣根、小谷、北脇、林、藤沼、和田、渡部、坪井

サイド
久富、藤山、古田、沖野、田中、堀、北原
(中村はサイドになるかもしれませんね。)

センターから崩す、センターで点を取るという意思を感じられる補強になっていると思います。
特にここ数年は守備はうまくいっても、サイド攻撃の不発っぷりが大きかったのでそこを修正する意図があるんでしょうか。
センターが強いと相手が引き付けられるので、サイドの攻撃も効果的になりますからね。
ここ最近のJ3のチームを見ても、センターから点を取れるチームが躍動している気がします。
2017年のうちもセンターからの得点は多かったのですが、田中や山田の怪我で一気にセンターの強さがなくなってしまったから。

さて、チームの練習も例年より早めに始まっています。
練習の時間や場所は公式サイトに公表されていますので、時間があれば見に行ってみて下さい。
(この時期は寒いので防寒対策はしっかりと!練習場所によっては見学できない場合もあるので注意。)
練習スケジュールの発表をもうちょっと早めにしてくれると助かるんだが・・・

いよいよシーズンが始まりますね!
楽しみです。

2019年1月6日日曜日

田中智大

先日、田中がJ3カターレ富山にレンタル移籍すると公式の発表がありました。


これには驚きました。
なかなか更新の発表がなくてドキドキしてましたが、今年も秋田の選手として戦うと確信していた中での出来事でした。
J3のライバルチームにレンタルというのもそうだし、秋田戦には出場できないという特約にも驚いた。
カテゴリーが違うクラブ間での移籍であれば、天皇杯などで対戦したときは出場できませんというのが実質的な意味合いなのだが、富山は同じJ3なので田中はホームとアウェイの秋田戦に出場できないことになる。
他のカテゴリーをみてもこんな特約はあまりないと思う。

田中は2016年に鳥取から秋田に完全移籍してきた。
シーズン始動の後に練習参加という形で秋田に来て、間瀬監督に気に入られたことで獲得したと聞いている。
シーズン当初は怪我でなかなか出られなかったが、後半からは体を張ったプレーで前線で活躍。
苦しいときにファウルやPKをもらってくれる頼れるFWだった。
2017年にはその持ち前のフィジカルを生かしてゴールを量産し、秋田のJ3優勝に大きく貢献した。
体を張ったプレーと頭でも足でも打てるダイナミックなシュートから、個人的にはレジェンド松田正俊のようになれる選手かなと期待をかけていた。
2018シーズンに杉山さんから間瀬監督に交代した後、ベンチにも入らない日々が続いていた。

契約満了の発表はなかったし、富山にレンタルという形になっているので、契約は複数年(おそらく2年)だと思われる。
少しでも出場機会の多い方を選んだのだろう。
もちろん、複数年契約なので移籍することを許可したクラブの好意があったことを忘れてはいけない。
個人的には、特約の「秋田と対戦する公式戦には出場しない」という条件に田中の秋田への想いを見出したい。
この条件はブラウブリッツ秋田への感謝の上にあるものなのだろう。

最後に富山を応援している方に。
怖そうな顔してますが、話しかけると何でも気さくに話しますので話しかけてあげてください。
健康で元気にプレーし続けてください‼

(普段は選手個人の記事は書きませんが書いてみました。)

2019年1月2日水曜日

秋田商業3回戦進出

秋田商業サッカー部が全国高校サッカー選手権で富山第一高校を破って3回戦進出した!
秋田県全体のレベルがここ数年で上がってきているということは言われてはいたものの、今回の勝利は衝撃的だった。

サッカーは高校年代でもプロと同じく、ピラミット型のリーグ(高円宮杯)を構成しているのはあまり知られてないかもしれない。
ざっくり言うと、トップリーグのプレミアリーグ、その下のプリンスリーグ、そのまた下の県リーグに別れていて、プリンスリーグと県リーグで上位になると、上のリーグの下位チームと入れ換えがある。
今回戦った富山第一高校はそのトップリーグのプレミアリーグのチームだ。
そして秋田商業はプリンスリーグで戦っている。
いわば、J2のチームがJ1チームに勝つような感覚かもしれない。
ちなみに、ブラウブリッツU-18は県リーグです。

リーグに参加しているチームはクラブチームと高校サッカー部どちらも参加している混合のリーグ戦です。
全国サッカー選手権は高校サッカー部に限定している大会なので、ここで優勝してもクラブチームというラスボスが実はいたりします。
プレミアリーグファイナルという戦いが実質、この年代の頂上決戦になります。

ユースの世界はプロ以上に格差があって、プレミアリーグのチームだと本当に強い。
富山第一は普段、めちゃくちゃ強い青森山田高校サッカーやカシマアントラーズユースなどと戦っている本当に強いチーム。

ブラウブリッツはチーム発足の次の年から早くもU-15を立ち上げていて、下部組織は今年で9年目に入る。
卒業生も既にいて、今は京都で武者修行中の小野くんもユース出身。
大学でサッカーを続けている選手もいる。
ブラウブリッツU-15が出来たお陰で秋田県のレベルが上がったと言うのは乱暴だが、中学になってから全国との差が大きくなると言われていた中で底上げには貢献しているのかなと思う。
実際、ブラウブリッツU-15から秋田商業や他の高校に進学する子は多い。
U-15は全国大会には何度か参加しているので、秋田のサッカー小僧に本気の試合を提供できているはず。

ブラウブリッツになってかなり早い段階でユースチームを発足できたのは大きいなーと思う今日であった。

さて、ここまで来たのだから3回戦も突破して欲しい。
頑張れ!

2019年1月1日火曜日

あけましておめでとうございます!

ありがとう2018年、さあ行こう2019年!
昨年同様、今年もチームを引き立て、秋田を活気付けることができるように頑張りますので引き続き宜しくお願いいたします。
共にゴール裏で楽しく応援しましょう。

さて、2018年はGO TO J2を掲げて、明確な目標に向って指導したチームですが、一万人プロジェクトを成功させたホーム開幕戦を含めて早々に3連敗・・・
優勝候補の一角に挙げられた戦力を上手く生かせず、その後もなかなか調子の上がらないチーム状況を改善すべく、チームとしては初となるシーズン中に監督を解任・・・
杉山監督から、第二次間瀬ブラウの誕生・・・
そして悲願のJ2ライセンス取得・・・・
本当に色々と動いた一年でした。

J2昇格という目標は残念ながら達成することが出来ませんでしたが、これまでよりチームを応援する動機が大きくなった分、応援する楽しみも増えたように思いました。
ゴール裏もお馴染みの方から、新たに興味を持った方までいろんな方がいらっしゃるようになりました。
もちろん変わらない部分もありますが、新陳代謝が活発な応援ができていると実感しています。
特に、ホーム戦では遠くから秋田まで駆けつけ、どんなに遠いアウェイでも大勢参戦するサポーターはとても熱く、とても力になっていると思います。

2018年、チームとしてはなかなか一つにまとまらず、本来の力を発揮できませんでしたが、その中でも千田・藤山・江口・青島がチームの中心を担うようになり、新しいブラウブリッツの戦い方を垣間見ることができたのは良かった。
チームはリーグ中盤からケガ人や体調不良で主力を欠いた布陣の中で苦しい戦いを強いられました。
これには間瀬監督も頭を悩ませたと思います。
ただ、毎年戦い方のトレンドが変わり、どんどん新しい戦力が移り変わるJ3リーグの流れの中で、我々の戦いが他より劣っていたのは事実かもしれません。
ただ、大幅に入れ替わった選手達を率いて、今年は間瀬監督がしっかり調理してくれると思います。

その戦力ですが、現在のところ、
GK 松本 小池 渡辺(泰)
DF 尾本 千田 韓 山田 田中 中島
MF 青島 江口 久富 藤山 古田 前山 沖野 小谷 堀 渡部
FW 中村 北原 北脇 藤沼 和田
田中トモと吉平の去就はもうまもなくだと思われます。 
あと、お京都にレンタルされている小野くんもですね。
ただ、もう一人くらい移籍加入あるかもしれません。

今シーズンの動向を見ると、間瀬監督は攻撃に重心を置いている事がよくわかりますね。
いい攻撃がいい守備に繋がるという考えだと思われます。
ここまではなかなかいいストーブリーグになっていると思われます。
どのような布陣になるか楽しみですね。
また、このメンバーであれば一年間通して戦い抜けるかもしれません。

現在の予想布陣は

        中村

堀   江口   青島   沖野

        山田

田中(雄)  千田 中島  藤山

       松本

こんな感じですか?さっぱりわかりません(笑)
完全に独断と偏見です。

ここからチームは来週の土日あたりに新体制発表会を行い、再来週には練習を開始します。
シーズンオフもあっという間に終りますね。
例年だと、そこから大館キャンプ、県外キャンプを経て、開幕戦を迎えます。
シーズン開幕への期待を胸いっぱいに感じるこの時期がもしかして一番楽しい時期かもしれません。
シーズンが始まってしまえば、そこからは毎週、気が休まりませんから(笑)


2019年こそ、皆さんと一緒に涙を流して優勝を喜びたい!