2019年1月17日木曜日

ライバルチーム分析~グルージャ盛岡、福島ユナイテッド、ザスパクサツ群馬~

おばんです。
冬真っ盛りの秋田です。

チームはシーズン前に大館や県外キャンプに出かける予定。
チーム練習の見学にも行けそうにないので、ライバルチームの補強状況でもチェックしようかな。

○岩手グルージャ盛岡

ここ数年でチームの色が鮮やかになってきた印象の岩手。
屈強なフィジカルと鋭い縦への突進力で昨年のJ3を混沌とさせた岩手は、今年からチーム名に『岩手』の名を冠して、岩手県のチームとして初陣である。
ここ数年怪我に苦しみながらも岩手県出身選手として戦ってきた久保海斗の引退や、安楽の引退はショッキングだった。
昨年主力だった白石(→富山)、小谷(→秋田)、藤沼(→秋田)、山田(→長野)、小泉(→群馬)ら多くは移籍してしまったが、去就が注目されたチーム得点王の谷口海斗は残留。
谷口以外にも主力級の選手はある程度流出を阻止した。
移籍加入選手は一番の注目がいわきFCからFW菊池。
屈強なフィジカルと高精度のシュートがJ3でも通用するか注目。
その他、J3やJ2で常に試合に出れたわけではないが、スタメンで出場できる力のある選手を獲得している。
特に元鳥取の廣田や横浜FCから石井らが主力が抜けた中盤を補うのでは。
また、元秋田の深井は是非スタメンを勝ち取ってほしい。
元佐川印刷の櫛田の獲得は懐かしい気持ちにさせてくれました。
大卒選手は日体大から長身FWの平川のみ(元札幌ユース)
流出した選手も多いが、なかなかいい選手がそろった印象。
今年も菊池利三監督が率いる岩手、かなり期待できるシーズンになるのでは?

○福島ユナイテッド

田坂監督が残留かと思いきや、まさかの契約満了からの栃木SC就任。
正直、これはびっくりした。
後任の監督探しにスタッフは苦心しただろうが、その結果、鳥取や琉球を率いた松田監督が就任。
ニウドの去就が発表されてないのが非常に心残りというか、彼が福島の中心だったのでチームを去るとなれば大きい。
昨年は石堂や鴨志田といった福島の顔が次々と引退したので、チームの核となる選手がいなくなるのは寂しい限り。
まだチーム編成がすべて終わったわけではなさそうだが、GK堀田、武、阪田、橋本、星、池田辺りの主力は残留。
移籍加入としては大卒選手が主体の福島らしい補強が目立つ。
SVホルンから加入した川中のプレーが楽しみだ。
ニウドが仮に残留すれば、全体的に±0補強といった印象。

○ザスパクサツ群馬

残念ながら一年でのJ2復帰は失敗に終わり、大幅な戦力見直しが迫られた今年は、選手をほぼ入れ替えるというドラスティックな改革を決断。
残留したのは、久木田、船津、金城、岩田、岡田のわずか5人。
昨年チームの中心だった選手のほとんどは移籍で群馬を離れることになった。
特に、高橋駿太の富山移籍はショッキングだった。
思い切った血の入れ替えで加入した選手たちはJ2やJ3で実績を残した選手たち。
小泉(←盛岡)、福田(←北九州)、窪田(←甲府)、佐藤祥(←水戸)、田中(←鹿島)、姫野(←大分)、青木(←沼津)、加藤(←鳥取)、辻(←YSCC)とリーグ戦で活躍が期待できそうな選手が挙げただけでこれだけいる。
特に、鹿島から惜しまれつつも地元に凱旋した田中稔也が群馬の中心選手になりそう。
可能性がある大卒選手も多くとっており、中でも流通経済大学からFW高澤の活躍が期待される。
期待値の高い選手はそろっているので、後は去年から引き続いて指揮を執る布監督の手腕次第と言うところか。
昇格を狙える戦力があると言えるのでは?

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