2019年3月25日月曜日

緊急事態vs盛岡

盛岡1勝1敗、秋田1分1敗
Jリーグの公式プレビューでもあった通り、シーズン序盤の3戦目ともなると好不調のチームが見えてくる時期。
結果次第で今後上昇するのか、下降するのか分かれ目となる注目の試合。
それに加えて負けられない北東北ダービーだ。
ここ2試合で結果が出ていない秋田にとっては、序盤で最も重要な試合になる。
個人的には、前節讃岐戦では「なんとなくだけど~、今年の秋田最下位争いしそう…」って思ってしまったので、3戦目の結果次第ではその予感が本当かどうか確認できる。

この日は朝起きたら県内全域で積雪。
去年のアウェイ盛岡戦(主に帰り)も雪で交通障害にあった方もいたのでは。
今回は夜に降雪があり、除雪が間に合ったということで46号線も道路状況はそこまで悪くなかった。
とはいえ、雪が舞う真冬のような寒さ。
立っているだけでも体が冷える~。
盛岡サポにとっては、3,000人集めようと頑張っていたホーム開幕戦だっただけに、この天候にはガッカリしたかと思う。

NHK連ドラで有名になった「のん」さんが会場に来てました。
ただ、目視で確認はできず…
やっぱりこういう時は大型ビジョンがあるといいよね。



大事な大事な結果は・・・
ガーーーーーーン


3戦目で今年のサッカースタイルの是非が問われるような敗戦。
うちとしては年明けてからすぐにチームが始動し、キャンプも鹿児島→高知と十分な時間をかけて作ってきたチームスタイルがここまで全く結果がでないとは。
自分もショックだし、何より監督・コーチと選手が一番ショックだと思う。

それでもこのチームの良いところ、かなりある。
若手の選手がリスクを恐れないでガンガン仕掛けていくところはプロ根性を感じるし、一発で何か仕事しそうな雰囲気はある。
躍動感というか、見てて楽しい部分は結構多い。
ただ、ここまでミスが多く、それが失点になってしまうという状況は正に最下位になるようなチームの特徴だと思うし、例えるなら2014年のジョージさんの時みたいな。

去年からちょっとづつ取り組んでいた今季最大の特徴のサイドバックとゴールキーパーが攻撃へ積極的に絡んでいく形、本来戦術の核となるはずだったのだが、現実としてはここがズタズタ状態。
ここまでの失点や危ない場面は、ほとんどここが原因になっているように感じる。
選手たちの実力であればほとんど起こらないような信じられないようなミスが連発している。
もちろん、点で見ると選手個人のミス・力の無さなんだけど、選手個人としてはチームの方向性を出そうと勇気をもってやっている結果なんだよな~。
間瀬監督もJ2へ昇格し、その先も目指したサッカーを本気で考えて全力で取り組んでいることは分かっている。
でも、この3試合で全く結果が出ていない。
得点もできない。
攻撃はうまく対処されている。
守備は崩壊。
去年からずっと取り組んできた現状が現在位置。
これが事実。

もちろん、このやり方を貫き通した先にものすごく魅力的なチームができるかもしれない。1年後、2年後、もっとかかるかもしれないけど。
我々が今目指しているのはJ2昇格。
スタジアムも整備してもらって、去年の悔しさをバネに一気に駆け上がろうというシーズンということを踏まえると、そんなに長い時間はあるのだろうか?
次は我々がピッチで結果を出さないと。

怪我人が多くて間瀬監督も起用に苦慮しているのはよくわかっている。
ただ、今季はそれを加味しても、幸い個々で見たら優秀な選手がそろっている。
逃した勝ち点は8、でもまだ3試合が終わったばかり。
しっかりと足元を見つめ、まずは守備から取り組めば何とかなるかもしれない。
盛岡では試合内容にブーイングもあったけど、これは皆が期待しているからだ。
盛岡もかなりサポーターが増えていたが、それを上回る秋田サポが来たのは皆期待しているから。

現場のことはサポーターではどうすることもできない。
監督と選手に期待しつつ、スタジアムに行って応援することしかできないけど…
頑張って欲しい。

次はいよいよホーム開幕戦。
ホームで一度も勝ったことがないvs長野戦だ。
J2昇格を逃した去年とは奇しくも似たような状況。
去年と同じように一万人の観客が集まった試合で、敗戦し3連敗するのか。
ここで勝って、去年との違いを見せつけるのか。

もちろん、勝ってここから連勝しよう!

無得点だったら悲しいけど、藤沼のゴールには勇気づけられました。


ハイライトはこちら↓


栃木や長野で活躍した夛田くんが加入することになりました!
運動量とスピードが特徴のサイドのスペシャリストです。
期待してますよ~。

2019年3月19日火曜日

大きなミスvs讃岐

個人的には初めての四国遠征!

四国は暖かいから何着て行こうか直前まで迷った。
でも朝晩は結構寒そうだし、もしかして雨も降るかもしれないので暖かい装備も持って行った。
結果的にこれが大当たり。
現地、四国は


・・・寒い!

そういえば、去年の今頃アウェイガンバU-23戦では「クソ寒い」思いをしたので、この時期の西日本は寒気が入り込みやすいみたい。

正直、秋田より寒いか、同じくらいに感じた次第。
四国=瀬戸内海=日本の地中海⇒一年中暖かいってのを想像していたので裏切られた気持ち。
遠征というよりかは、初めての四国とうどんと骨付き肉を食べるのがメインだけどね。


こんなのとか。

こんなのとか。


(実は断然そば派ですが)




この日の秋田サポは30~40人くらいでした。
10人くらいかなと思っていたので、この人数には驚き!

さてこの試合、勝ったチームのサポーターにうどん一年分の抽選権が回ってくるはずだったのですが、結果は…




チーーーーーン


う、うどん1年分が・・・
今回の遠征のショックな出来事でした(笑)

さて、前節の群馬戦では2度リードされる展開をなんとか引き分けにした。
とはいうものの、自分が思っていたようなどんどんセンターにボールが入るような展開が少なく、不安が残る開幕戦だった。
先発は前節の和田、北脇、林に変えて、江口、久富、坪井。
試合が始まってすぐ、秋田の猛攻が始まるが、前半中盤から徐々に讃岐が試合に慣れてくる。


讃岐の前線からの地道なチェイシングでなかなか秋田が良いチャンスを作れない。
その後、ディフェンスラインとキーパーのミスから失点。
失点後も、後半になってからもサイドに追い込まれて攻撃が途切れる場面が多くなる。
後半に、致命的なパスミスからカウンターを受け、キーパーとの一対一の場面を阻止したということで小谷が一発レッド。
一発レッドは相当久しぶりに見た。


その後、讃岐が3人目の交代を使った後に負傷があったことから、10vs10の同数に。
讃岐の攻撃をしのぎつつ、久富の裏へ抜ける動きを頼りに同点を狙うが、スコアは動かずタイムアップ。
攻撃的なチームを掲げて始まった今シーズンだが、早くも2戦目で無得点敗戦である。


讃岐は攻撃面ではまだまだだけど、現状の戦力で対戦相手に上手く対応しつつ勝利を狙うという点では統一されててとても良かったと思う印象。


この試合を決定づけたのは、自陣での危険なパスミスと、決定的なパスミスからの一発レッド。

この2つ。
間瀬監督は「全員で取り返せない決定的なミス」と言っていた。
でも、自分としては、今の秋田の強気でパス回しをするスタイルだとこういうことも起こりうる。
ミスはしょうがない。


一番にして最大の問題点は、複数得点しないと勝てないチームであるにも関わらず、1点も取れず、しかも2戦目にして上手く守備対応されてしまった点。
いくらサイドで優位を作っても、肝心のセンターで優位にならないと複数得点は無理だと思う。
正直なところ、今シーズンはもっとセンターにボールを入れられる試合が多くなると思っていたが、サイドに追い込まれ攻撃が遮断されているイメージ。
サイド攻撃からコーナーキックを取ってセットプレーで得点するのも一つ手だけど、セットプレーからのチャンスも作れず。
まあ、センターポジションの怪我人が多いということもあってしょうがない部分はあるので、監督も苦慮してると思うけどさ。
偽サイドバックも本領発揮できてないし、ここ2戦の段階では全くの期待外れ(個人の印象です)。
間瀬さんの起用の迷いも感じられる。


さて、この試合、去年の群馬戦を思い出した。
攻撃としてはそれなりに形はできているし、クロスも多いけどセンターで優勢にできない。
秋田の攻めに慣れてきた相手が上手くしのぎつつ1点で敗戦という点では似ている。
今考えると、この時点から相手チームに秋田の攻め方や攻撃力がばれてしまっていたんだと思う。
その後は、ホーム開幕戦でも敗戦含めて3連敗し最悪のシーズン出だしとなった。
今年もまた同じような状況にはなって欲しくないんだけど。


それでも、今年のサイドでの優位はとても魅力的だし、キーパーを含めたディフェンスラインで相手を崩すことができれば良いチャンスも作れるので方向性は間違ってはいないと思う。
その方向性を実現できる力があるのかどうかは、これからの現場次第!
圧倒的な攻撃力、もうセンターにボールを入れれば面白いほどシュートまで行けるような展開を期待している。


次は岩手グルージャ盛岡戦。
今年の岩手は一味違う。

北東北ダービーだし、かなり厳しい試合になると思う。
そして、当日は寒そうだ(もしかしたら雪が降るかも)。


でも、去年の悪夢を振り払うにはここで負けてはならんよ!
ここで負けるとまたズルズル行きそうな気がしてならない。
なので、やり続けること頑張ろう!

ポテンシャルはある!

自分たちにはチームを変えることはできないけど、期待し続けることをあきらめない。




2019年3月11日月曜日

開幕vsザスパクサツ群馬

短くて長い冬を越えて、やっとやっとJ3が開幕。
これから12月にかけて、また熱い熱い試合が毎週続いていきます。
今年も応援よろしくお願いします! 

さて、1月上旬からチームを始動させ、大館→鹿児島→高知と県外キャンプをこなし入念にトレーニングしてきたブラウブリッツ。
しかしながら、かなり徹底した情報統制のせいで、サポーターでも全くスタメンが読めない状況に。
まあ、キャプテンの小谷と松本は出そうだな~くらい。

対して群馬も昨年在籍していた選手がほとんど残らず、総入れ替え状態となっていてお互いが読めない開幕戦になった。
Jリーグの公式プレビューでさえ、当てずっぽうな予想フォーメーションて感じ。
昨年同様、3月の日曜日夕方にキックオフという無慈悲な日程をぶつけて来やがる… なので秋田サポもあまり来ないのでは?と心配していた。
が!続々集まる秋田サポ。
その辺はいつも期待以上の人数が来てくれるので、皆さん素晴らしいですね~。

遂に秀さん大旗も誕生!
「愛されてます、間瀬監督」

群馬と言えばダルマさん。
いつもダルマありがとうございますFサポさん。



マスクの彼には保育士になることをおススメしました。
下っ腹のポニョが気持ちよかったです。




バス迎え応援前にみんなで応援練習をして今日の試合に備えました。
自分自身、まだまだ今シーズン仕様になってなくて反省反省…
間違いまくりで↓

さて、注目のスタメンはこう!
間瀬監督の掲げる躍動感があって、個性を前面に出したサッカーに期待。

さて、試合が始まると、お互い攻めあう展開に。
群馬もホーム開幕戦は絶対に落としたくないという気合を感じる内容で、かなり攻守に渡ってハードに来る。
特に、沼津から来たFW青木は相変わらずの無双っぷり。
意外だったのは、FW辻が万全の状態で開幕スタメンに名を連ねたこと。
前線からのプレシッシングがかなり効いてました。
また、元秋田戦士の佐藤祥のボール奪取能力がハンパなかった。
前半は秋田が強気の仕掛けからチャンスを演出しようとするも、それを摘み取ってしっかり組み立ててくる群馬という構造。
セカンドボールも群馬に取られまくってため息出る。
そして、FW林も前半序盤で負傷交代…いきなり坪井に出番が回ってくる。
(林が離脱だったら今後厳しいぞ!)

そうこうしているうちに、やっぱりクロスから青木のヘッドで失点。
そのあと、ラッキーなPKで北脇が同点ゴール。
群馬サポからは大ブーイング!
(でも、後半20分の群馬のハンドがスルーだったからプラマイゼロで勘弁してね!)


後半早々に、松本のミスを突かれて青木が2点目でまたビハインドになる。
その後、局所局所で積極的に秋田が仕掛ける展開から徐々に流れが向いてくる。
後半30分に中盤のカウンターアタックから坪井→ホリケン→藤沼と少ないチャンスを得点につなげる。
これは素晴らしいゴールだった。

その後は一進一退で終了…
個人的には、この2か月の取り組んでいたサッカーの完成度はまだこの程度か…とガッカリした開幕戦となった。
試合としては面白かったけどね。
期待値が高かったのかもしれない。
ただ、ボール保持が必ずゴールに結びつくわけではないサッカーの難しさというか、不思議さも感じた。
タヌキに化かされたような試合だった。

この試合、群馬にとっては勝ち試合だったように思える。
だから追いついて2-2になったのは御の字か。
特にこの試合は、昇格候補ライバル同士の対戦という方もいたので、レベルの高い試合だったのかもしれない。
「開幕戦なので何とも言えない…」
間瀬監督の言うように、振り返った時に質の高い試合だった、シーズンのキーポイントとなるような試合だったと言えるようであれば良いのだが。
藤沼の同点ゴールは、2017年の遊馬や田中の同点ゴールに匹敵するゴールだったと思いたい。

帰りはもうすっかりあたりが暗くなっていたけど、あまり寒く無くて去年の群馬戦より過ごしやすかった。
雨にも降られなかったしね!
もう3月の夕方キックオフとかは勘弁して欲しい。

さて、雪国秋田のホーム開幕戦は3/31ですよ皆さん!
それまで、3/17讃岐戦、3/24盛岡戦とアウェイ戦が続きます。
ホーム開幕戦がいい雰囲気でできるようにチームはここ踏ん張りどこ!
「ホーム開幕戦が待ちきれない方は、ぜひ盛岡で一緒に応援しましょう!(できれば1,000人来てください。」