2019年1月27日日曜日

ライバルチーム分析~YSCC横浜、ロアッソ熊本、その他~

○YSCC横浜

一昨年の後半戦に引き続き、2018年もスピードとパワーがある縦に早いサッカーで好調をキープし、最終順位は15位でフィニッシュ。
大卒選手やエリートコースではないが将来性のある若い選手をしっかり育成しつつ結果を出すというYSCCのクラブ理念にとってはこの成績はなかなかではないだろうか。
15位とはいえ、かなり質の高い試合をしており、多くのライバルチームを苦しめた。
しかしながら、オフではGK浅沼(相模原)、三沢(鳥取)、後藤(甲府)、北脇(秋田)、辻(群馬)などここ数年チームの主力だった選手が流出。
三沢、北脇、辻の3人で昨年の20点分を得点していたのでかなり大きな痛手となる。
また、アシストだったり攻守ともに中心的な後藤がいなくなることでチーム自体のコンセプトも若干変わる可能性がある。
とはいえ、宗近、奥田、大泉、西山など多くの主力選手も残留していることは心強い。
移籍加入としてはユースからの昇格が多く、チョンハンチョル(町田)、安彦(水戸)など流出した選手に比べるとかなり控えめな補強となった。
今期は長く続いた樋口監督が退任し、34歳と若いシュタルフ監督に変わって再出発となる。
J最年少監督となるシュタルフ監督がJ3に革命を起こすだろうか?
YSCCは昇格を明確に掲げてない分、サッカーの質を追求しやすいというメリットがあるので、もしかしたら横浜から新しいトレンドが生まれてくる可能性がある。
J3発足以来最下位が続いていたYSCCがここまで強くなったということは、J3のレベルも相当に上がっているということであり喜ばしい!

○ロアッソ熊本

J2昇格筆頭候補として挙げられている熊本。
とはいえ、J3降格ということで、皆川(広島)・安(水原)・田中(G大阪)とチームトップスコアラー3人(3人で合計30点)が移籍で去っている。
特に田中達也はアシスト数もトップ(12アシスト)であり、ドリブル・クロス・シュートと熊本では突出していた選手なので痛手ではある。
また、守備では31試合に出場したGK佐藤(山形)、青木(南葛)、米原(松本)、園田(今治)がチームを去っている。
一方で畑、黒木、八久保、伊東、小谷、上村、中山など昨年主力でかつ年齢的にも一番いい時期の選手が残っている。
移籍加入としては、GK山本(横浜FC)、岡本(松本)、三島(松本)、原(讃岐)、田村(福島)とネームバリューのある選手を獲得している。
大卒も4人獲得しており、小笠原(筑波大)、中原(駒沢大)などスタメンで出れそうな選手が揃った印象がある。
むしろ、Jからの移籍より、大卒選手の方が脅威を感じる。
残留した選手も多いが、やはり皆川・安・田中が抜けた穴が大きく、それを三島、原、田中、そして大卒選手が埋められるかが鍵になりそう。
特に三島と原は年齢が高いので、運動量が求められるJ3で活躍できるかどうかが鍵。
監督は昨年に引き続き、大宮をJ1昇格に導いた経験のある渋谷監督だが、J2で戦っていたやり方を継続するのかそうでないか、J3の状況をみて見極める必要がありそうだ。
熊本の戦力はJ2でやっていた選手も多く残ったため確かに豪華だとは思うが、冷静に考えれば2017年と2018年の2年連続でJ3降格圏でフィニッシュしたチームであり選手。
(ご存知のとおり、2017年はうちが優勝したために運よく残留できた。うちが優勝した事で一番メリットがあったチーム。)
2007年以来となる熊本との対戦です、とても楽しみにしてます。

○U23の3チーム

U23のチームは割愛するが、2016年から参戦したU23チームも今年で4シーズン目になり、チームとしても成熟
してきている。
今年も手ごわい相手になりそうだ。

しかし、相変わらずトップチームでガンガン出れるような選手が調整とかでU23に出るのは甚だ迷惑。
あと、F東京に戻ってきた久保くんはJ3に来るために戻ったわけじゃないと思うので、絶対にJ3に出さないでください。

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