2019年4月22日月曜日

猿田興業戦

桜舞い散る中に猿田興業と~ 塩試合(の記憶が)が戻ってくる~

ということで、毎年恒例の秋田県総合サッカー選手権大会兼天皇杯予選県決勝の季節がやってまいりました。
今年はちょうど桜が満開の時期と重なりまして。
初夏を思わせる良い天気でまさに観桜日和ですが、桜を尻目にサッカー馬鹿がソユスタに集いました。

今年は選挙と被ったため、テレビ中継はなし!
翌日の地方ニュースでもこの試合の結果は一切取り上げられず。
既存メディアはあてにならないから、行った人が伝えるしかないね。

試合のハイライト


今年の相手は去年と同じ猿田興業サッカー部。
去年は東北社会人リーグ2部北所属だったけど、圧倒的な強さで1部に返り咲き、今年はさらに強くなって我らがブラウブリッツ秋田と対戦。
ちなみに、去年は1-0でなんとか勝ち切ったという試合でした。

第二次間瀬体制になってから初めての天皇杯関係の試合になるんだけど、第一次のときはスタメンはリーグ戦と同じガチメンバーで挑んできたっけ。
杉山監督の時はサブメンバーをスタメンで使ってきていたので、天皇杯の考え方は対象的なのかも。
間瀬監督はガチメンバーの成熟のため、杉山さんはサブメンバーの底上げのためにチョイスしていた感じがする。

さて、予想通り千田⇒尾本以外は相模原戦と同じメンバーで先発を組んできた。
あれ、サブメンバーが4人?控えのゴールキーパーがいない?
大丈夫かよ…
と、変な空気が漂うが、この発表は誤りだったらしい。
正しいメンバーはこちら。


おかしいと思ったんだよな~。
バス迎えの時大樹がいたのに、メンバー外って普通はないし。
ピッチ内アップでメンバー外の選手が目の前で体を動かしているってありえないし。

猿田興業の10番がスタメンにもサブにも登場するという謎も。
スタッフバタバタだな~。

試合開始。
相変わらず猿田興業は組織的に整った守備が素晴らしい。
そして、GK安田の好セーブが会場を沸かす。
これは決まっただろう!という決定的なシュートを何本も止める活躍。
国体の県代表にも選ばれる逸材なのは頷ける。
それでもこちらもしっかり崩してから、和田の素晴らしいシュートで先制。
2点目は見えなかったけど、夛田のクロスがゴールキーパーか相手ディフェンスに当たってゴール。
ここで事件が

松本のプロ初ゴールか?!と思われたが、これはオウンゴールでした。
後半は中島の高さでコーナーキックから2点を奪取。
去年は崩せない、セットプレーでもこじ開けられないの繰り返しだったけど、今年は崩してもセットプレーでも得点できる勝負強さがある。
結果的に4-0で勝利。
格下相手に4-0は当たり前と思うかもしれないが、去年は攻め手もなく、相手のカウンターでシュートまで持ち込まれる場面が多々あったので、個人的には上出来な内容だった。

やはり大型ビジョンの効果は大きく、両チームスタメン紹介が表示されることで非常にわかりやすかったし、試合終了後の優勝セレモニーは選手たちの表情がわかってとても見やすかった。
作ってもらって本当にありがたい。

猿田興業は東北社会人リーグ1部でも残留できる力は十分あると思った。
いわきFCにしても、この猿田興業の堅守を崩すのは容易でないと思う。
県内に猿田興業のような企業チームがあるのは、秋田のサッカーの底上げになっている。
リーグ戦で彼らの活躍を見たいものだ。
ブラウブリッツが昇格すればJ2チームは自動的に天皇杯本戦に出場できるので、秋田県代表として猿田興業にもチャンスが回ってくる。
彼らを天皇杯の舞台に立たせるためにも、頑張らないと!

さて、これで天皇杯本戦に出場が決まった。
5月26日にソユスタで、早稲田大学vs明治大学の勝者と対戦する。
どっちもJ1予備軍的な選手ばかりいるので、格上だと思っている。
食らいつこう!

試合終了後にJSCとの練習試合がサブメンバー主体で行われた。
前半だけで6-0、後半併せて8-0と圧倒的な得点差になった。
JSCは北信越リーグの強豪チームだが、これほどの差がつくとは思ってもいなかった。
詳しくは言えないが、圧倒的なスピードで向こうのサイドを蹂躙していました。

怪我人も復帰してきていて、なかなかいい感じにチームの底上げが進んでいる模様。
今後に向けての希望と、絶対昇格してみせるという気持ちが強くなった試合でした。

次の試合は4/27(土)は今季好調なギラヴァンツ北九州と対戦。
負けられない!見逃せない!
序盤では大一番の試合になるかも。

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