2017年12月28日木曜日

記憶に残る試合

来季に向けてストーブリーグも燃え盛ってますが、優勝したという区切りでもあるので、個人的に記憶に残っている試合をシーズン毎に挙げていきたいと思います。

○2010年 vsアルテ高崎 2-0
言わずと知れた、ブラウブリッツ秋田として初めて戦った試合である。
3月14日仁賀保グリーンフィールドで現在コーチをやっている菅原太郎が試合早々にゴールし、DF小沢が勝負を決めて快勝。
全てはここから始まった。
このシーズンはTDKSCの最後のシーズンから引き継いだ戦力でそこそこの成績だった。
http://www.dailymotion.com/video/xekvu4

華々しく始まったBB秋田ではあったが、最初のシーズンから赤字が膨らみ、2012シーズンまでは来シーズンあるかないかというがけっぷちの状況がずっと続いた。

○2011年 vs松本山雅 2-1
東日本大震災の影響で、4月24日がJFLの開幕戦となったこの試合は、J2昇格に向けて士気の高い松本と対戦した。
松本に先制されるも、今は引退した比嘉厚平のゴラッソから、試合終了間際の松田の決勝点で劇的な逆転勝ち!
個人的に地震関連で心身共に疲れ切っていたので、この試合の勝利にはとても勇気づけられた。
http://www.dailymotion.com/video/xiedu7

しかしながら、このシーズンは全体的に上手くいかないシーズンだった。
最終戦で雪の舞う八橋陸上でホンダロックに0-3で惨敗したのが印象的だった(ちなみに、この試合がトラパンツを始めた最初の試合である。)
このシーズンを以て横山博敏監督が退任。

○2012年 vsFC琉球 1-0
現・栃木SC監督の横山雄二監督が指揮を執ったシーズンだったが、開幕戦からの好調はこの年に加入した平木の怪我再発と共に翳りを見せてきた。
このFC琉球戦はホームの最終戦であり、この試合前にTDKSCからエースストライカーとしてチームを支えてきたFW富樫の退団が発表されていた。
その試合で豪快にボレーシュートで決勝点となるゴールを決めたシーンは劇的過ぎて泣けた。
http://www.dailymotion.com/video/xv15zg
しかしながら、このシーズンは最低の成績でフィニッシュ・・・

○2013年 vsMIOびわこ草津 2-1
このシーズンから少しづつチームとして成長の萌芽が感じられるように。
横山雄二監督は1年で交代し、新しく北九州をJ2に導いた実績のある与那城ジョージ監督が就任。秋田県出身の熊林が加入する等、これまでとは違った雰囲気のシーズンとなった。
2013年は与那城サッカークラブという感じで、ジョージ先生の下で技術的にもレベルアップした選手がこれ以降の活躍を担うことになる(例えば、前山・山田尚幸・三好)
引退がらみで申し訳ないが、この試合もTDKSC時代から秋田の重戦車として支えてくれたレジェンド松田が引退を発表していた。この試合で得点すれば、JFL100ゴールという試合で、見事に決勝点をゲット!
この瞬間は一生忘れられない。
https://www.youtube.com/watch?v=1KMWPH5kRZ4

ちなみに、このシーズンから経営が黒字になる。

○2014年 vs町田ゼルビア 1-4
与那城2年目でJ3元年だったが、このシーズンはチームとサポーターがバラバラで一番面白くなかったシーズンだった。
監督がこれ以上サポーターに近づくなという指示をして、遠目から挨拶したりとかね、懐かしい。
特にこの試合は、アウェイでも1-4と町田に負けていて、ホームでも同じ点差で敗戦。
全くチームとして機能していない攻撃とだらしない失点に加え一部選手の態度に、珍しく激怒した試合ということで覚えている。

このシーズンで与那城監督が退団し、間瀬監督にバトンタッチ
ここから上昇気流に乗る。

○2015年 vsレノファ山口 3-1
間瀬1年目であり、新里GMも退団して全く新しい体制になる。
2014シーズンがあまりにもふがいなかったため、個人的にはこのシーズンは気持ちを一転して、とにかく最後の1秒まで戦えるチームを見たかった。
間瀬監督という若手で、野心のある監督を迎えたことで、闘志感じる接戦になる試合ができるようになった。
このシーズンは最初は好調だったものの、リーグの中盤から12戦勝ちなしという苦しい状況に。
夏に佐藤祥を補強した所から流れがかわり、優勝争いをしていたレノファ山口を相手に会心の勝利!
ずっと勝てない中で勝つという快感はこの試合が一番強かったかも
この勝利から、2016年までつながる秋田の快進撃が始まったといっても過言ではない。

○2016年 vs栃木SC 0-1
間瀬2年目。
この年から債務超過を解消し、攻めの経営に転じた。
久富、日高、浦島など実績があり、チームのコンセプトに合った選手を補強し、シーズン序盤から順調に勝ち点を伸ばした。このシーズンは最終的に4位となったが、個人的には大アウェーの中、試合終了間際に散ったこの試合が印象的。
試合の終了間際まで0-0という展開で、ホームの大声援を受けた栃木が決勝点を奪い、会場は大盛り上がり。
試合内容は良かっただけに、チーム力・ホームの力など、小さいように見えて大きな差を痛感した試合だった。

○2017年 vsセレッソ大阪U-23 0-3
杉山監督1年目
アウェイの長野戦や、優勝を決めた鳥取戦というのはベタなため、ちょっと違う視点から。
シーズン終盤の優勝争いをしている中で、まさかの惨敗。
試合終了後の選手たちの顔色があまり良くなかったが、ゴール裏のサポーターからは「もうやるしかない。一緒に最後まで戦い抜こう。」というような声が沢山飛び交い、個人的にも「絶対最後まで諦めない」という気持ちが沸き起こった重要な敗戦だった。
ちなみに、藤枝戦も同様。
今シーズンのサポーターは選手と一緒に闘っている気持ちが出ていて、すごく良かったね~

今挙げた中でも、1シーズン通してみると流れが変わった試合や、サポーターの結束力が上がった試合もあり、本当にいろいろあったなと思い返す。
2018シーズン以降も、喜びと苦しみを味わいながら楽しみたいと思います。

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